給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置の概要 問47
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置の概要 問47 (訂正依頼・報告はこちら)
給水用具に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 二重式逆流防止器は、個々に独立して作動する第1逆止弁と第2逆止弁が組み込まれている。各逆止弁はテストコックによって、個々に性能チェックを行うことができる。
イ 複式逆止弁は、個々に独立して作動する二つの逆止弁が直列に組み込まれている構造の逆止弁である。弁体は、それぞればねによって弁座に押しつけられているので、二重の安全構造となっている。
ウ 吸排気弁は、給水立て管頂部に設置され、管内に負圧が生じた場合に自動的に多量の空気を吸気して給水管内の負圧を解消する機能を持った給水用具である。なお、管内に停滞した空気を自動的に排出する機能を併せ持っている。
エ 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、また、洗浄管を介して大便器に直結されるため、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径20mm以上としなければならない。
ア 二重式逆流防止器は、個々に独立して作動する第1逆止弁と第2逆止弁が組み込まれている。各逆止弁はテストコックによって、個々に性能チェックを行うことができる。
イ 複式逆止弁は、個々に独立して作動する二つの逆止弁が直列に組み込まれている構造の逆止弁である。弁体は、それぞればねによって弁座に押しつけられているので、二重の安全構造となっている。
ウ 吸排気弁は、給水立て管頂部に設置され、管内に負圧が生じた場合に自動的に多量の空気を吸気して給水管内の負圧を解消する機能を持った給水用具である。なお、管内に停滞した空気を自動的に排出する機能を併せ持っている。
エ 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、また、洗浄管を介して大便器に直結されるため、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径20mm以上としなければならない。
- ア:正 イ:正 ウ:正 エ:正
- ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:正 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:正
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この過去問の解説 (1件)
01
正誤の組み合わせ問題です。
ア 二重式逆流防止器は、個々に独立して作動する第1逆止弁と第2逆止弁が組み込まれている。各逆止弁はテストコックによって、個々に性能チェックを行うことができる。
これは「正しい」です。
「二重式逆流防止器」は、第1逆止弁と第2逆止弁が二重で逆流を防止しており、片方で問題が生じても、もう片方で逆流を防止することができます。
イ 複式逆止弁は、個々に独立して作動する二つの逆止弁が直列に組み込まれている構造の逆止弁である。弁体は、それぞればねによって弁座に押しつけられているので、二重の安全構造となっている。
これは「正しい」です。
逆止弁は配管に取り付けて逆流を防止する弁のことで、構造の中に弁座、弁体、バネなどがあります。弁体は水が逆流するのを防ぐフタみたいなもので、弁座は弁体を受け止めるでっぱりのようなものです。
逆止弁には単式逆止弁や複式逆止弁などがあります。単式はその弁体と弁座が一つずつ、複式は二つずつあります。そのため、単式より複式の方が逆流防止機能が高くなっています。
ウ 吸排気弁は、給水立て管頂部に設置され、管内に負圧が生じた場合に自動的に多量の空気を吸気して給水管内の負圧を解消する機能を持った給水用具である。なお、管内に停滞した空気を自動的に排出する機能を併せ持っている。
これは「正しい」です。
吸排気弁は空気抜弁に吸気弁を付加したような構造になっていますが、基本的には逆流を防止するものです。
エ 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、また、洗浄管を介して大便器に直結されるため、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径20mm以上としなければならない。
これは「誤り」です。
記述の中で、「口径20mm以上」が間違いで、正しくは「口径25mm以上」です。
以上を総合すると、ア:正 イ:正 ウ:正 エ:誤
が正しい選択肢になります。
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