給水装置工事主任技術者の過去問
令和4年度(2022年)
給水装置工事法 問5
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 給水装置工事法 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
水道メーターの設置に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
- メーターますは、水道メーターの呼び径が50mm以上の場合はコンクリートブロック、現場打ちコンクリート、金属製等で、上部に鉄蓋を設置した構造とするのが一般的である。
- 水道メーターの設置は、原則として道路境界線に最も近接した宅地内で、メーターの計量及び取替え作業が容易であり、かつ、メーターの損傷、凍結等のおそれがない位置とする。
- 水道メーターの設置に当たっては、メーターに表示されている流水方向の矢印を確認した上で水平に取り付ける。
- 集合住宅の配管スペース内の水道メーター回りは弁栓類、継手が多く、漏水が発生しやすいため、万一漏水した場合でも、居室側に浸水しないよう、防水仕上げ、水抜き等を考慮する必要がある。
- 集合住宅等の複数戸に直結増圧式等で給水する建物の親メーターにおいては、ウォーターハンマーを回避するため、メーターバイパスユニットを設置する方法がある。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は「不適当なもの」を選択する問題です。
これは「正しい」です。
メーターますとは、量水器ボックスとも呼ばれ、水道メーターや止水栓などが収納されているボックスのことです。
これは「正しい」です。
その他にも、汚水や雨水が入ってこない場所、障害物が置かれるような場所は避ける、門や玄関などが近くにない場所、などの決まりがあります。
これは「正しい」です。
水道メーターを逆に付けたり、斜めになっていたりすると、精度が落ちたり、水道メーターが壊れてしまうので、必ず取り付け方を守りましょう。
これは「正しい」です。
この記述が「間違ったもの」です。
メーターバイパスユニットとは、水の流れる流路を、水道メーターとバイパス管に分けて、その流路の切り替えを可能にしたものです。そのため、水道メーターを交換するときに、断水せずに交換できるようになっています。つまり、記述の中で「ウォーターハンマーを回避するため」は間違っています。
ウォーターハンマーは、蛇口や水栓の急な開閉により起こったりします。
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