給水装置工事主任技術者の過去問
令和4年度(2022年)
給水装置の概要 問9

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 給水装置の概要 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

水道メーターに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 水道の使用水量は、料金算定の基礎となるもので適正な計量が求められることから、水道メーターは計量法に定める特定計量器の検定に合格したものを設置する。
  • 水道メーターは、検定有効期間が8年間であるため、その期間内に検定に合格した水道メーターと交換しなければならない。
  • 水道メーターの技術進歩への迅速な対応及び国際整合化の推進を図るため、日本産業規格(JIS規格)が制定されている。
  • 電磁式水道メーターは、水の流れと平行に磁界をかけ、電磁誘導作用により、流れと磁界に平行な方向に誘起された起電力により流量を測定する器具である。
  • 水道メーターの呼び径決定に際しては、適正使用流量範囲、一時的使用の許容範囲等に十分留意する必要がある。

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この過去問の解説 (1件)

01

以下に解説します。

選択肢1. 水道の使用水量は、料金算定の基礎となるもので適正な計量が求められることから、水道メーターは計量法に定める特定計量器の検定に合格したものを設置する。

水道メーターは、計量法において特定計量器に指定されています。

料金算定の基礎となるため、適正な計量が求められます。

そのため、計量法の検定に合格した水道メーターを設置する必要があります。

選択肢2. 水道メーターは、検定有効期間が8年間であるため、その期間内に検定に合格した水道メーターと交換しなければならない。

水道メーターの検定有効期間は、口径が50mm以下の場合は8年間と定められています。

有効期間が満了する前に、新たに検定に合格した水道メーターと交換しなければなりません。

選択肢3. 水道メーターの技術進歩への迅速な対応及び国際整合化の推進を図るため、日本産業規格(JIS規格)が制定されている。

水道メーターの技術進歩国際整合化の推進を図るために、日本産業規格(JIS規格)が制定されています。

これにより、最新の技術や国際基準に対応した水道メーターの開発・普及が促進されています。

選択肢4. 電磁式水道メーターは、水の流れと平行に磁界をかけ、電磁誘導作用により、流れと磁界に平行な方向に誘起された起電力により流量を測定する器具である。

電磁式水道メーターは、水の流れに対して垂直な方向に磁界をかけます。

そして、電磁誘導の原理により、流れと磁界に垂直な方向に誘起された起電力を測定し、流量を計算します。

したがって、「水の流れと平行に磁界をかけ」「流れと磁界に平行な方向に誘起された起電力」という記述は誤りです。

選択肢5. 水道メーターの呼び径決定に際しては、適正使用流量範囲、一時的使用の許容範囲等に十分留意する必要がある。

水道メーターの呼び径を決定する際には、適正使用流量範囲一時的使用の許容範囲を十分に考慮する必要があります。

これにより、正確な計量と安定した給水が確保されます。

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