給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問6 (水道行政 問3)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問6(水道行政 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置及びその工事に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  給水装置工事とは給水装置の設置又は変更の工事をいう。
イ  工場生産住宅に工場内で給水管を設置する作業は給水装置工事に含まれる。
ウ  水道メーターは各家庭の所有物であり給水装置である。
エ  給水管を接続するために設けられる継手類は給水装置に含まれない。
  • ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:誤
  • ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正
  • ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤
  • ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正
  • ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

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この過去問の解説 (3件)

01

ア  給水装置工事とは給水装置の設置又は変更の工事をいう。

   →この記述は正しいです。水道法第3条11に同様の記述があります。
イ  工場生産住宅に工場内で給水管を設置する作業は給水装置工事に含まれる。

   →「水道法の一部改正による給水装置工事事業者の指定制度等について」の

   第一「給水装置工事の定義」に住宅生産工場内で行われる工場生産住宅に

   給水管及び給水用具を設置し、又は変更する作業は、給水装置工事には

   含まれないこと。とある為、この記述は誤りです。
ウ  水道メーターは各家庭の所有物であり給水装置である。

   →水道メーターは給水装置ですが各家庭の所有物ではない為、

   この記述は誤りです。
エ  給水管を接続するために設けられる継手類は給水装置に含まれない。

   →給水管を接続するための継手類は給水装置に含まれる為

   この記述は誤りです。

選択肢1. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:誤

こちらが正答肢になります。

まとめ

給水装置に該当する給水用具をしっかり押さえておきましょう。

参考になった数5

02

ア 給水装置工事とは給水装置の設置又は変更の工事をいう。
→ 正しいです。

給水装置工事とは、水道管や蛇口などを設置したり変更したりする工事を指します。家や建物に新しく水道を引き込む際の工事がこれに該当します。

 

イ 工場生産住宅に工場内で給水管を設置する作業は給水装置工事に含まれる。
→ 誤りです。

給水装置工事は現場で行われる作業を指し、工場内での配管作業は給水装置工事には含まれません。工場で行う作業は建築の一部として扱われます。

 

ウ 水道メーターは各家庭の所有物であり給水装置である。
→ 誤りです。

水道メーターは各家庭ではなく水道事業者が所有し管理します。水道メーター自体は給水装置には含まれますが、所有権は水道事業者にあります。

 

エ 給水管を接続するために設けられる継手類は給水装置に含まれない。
→ 誤りです。

継手類は給水装置の一部として扱われます。水道管同士をつなぐ役割があるため、給水装置の重要な構成要素です。

選択肢1. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:誤

適当です。

まとめ

給水装置の定義や範囲を理解することが重要です。

特に水道メーターや継手類の扱いについては試験でよく問われます。

給水装置の所有者や管理者が誰なのかを正確に押さえておきましょう。

参考になった数0

03

以下に解説します。

 

「給水装置工事とは給水装置の設置又は変更の工事をいう。」

正しい

理由:

給水装置工事とは、給水装置の設置または変更の工事を指します。

水道法第2条において、給水装置工事は給水装置の新設、改造、修繕、移設、撤去などの工事と定義されています。

したがって、記述は正しいです。


工場生産住宅に工場内で給水管を設置する作業は給水装置工事に含まれる。」

誤り

理由:

工場生産住宅(プレハブ住宅など)の工場内での給水管設置作業は、給水装置工事には含まれません

給水装置工事は、水道事業者の管理する配水管から需要者の給水装置までの工事を指します。

工場内での作業は、現場での給水装置工事ではなく、製品の製造過程であり、給水装置工事に該当しません。

したがって、記述は誤りです。

 

水道メーターは各家庭の所有物であり給水装置である。」

誤り

理由:

水道メーターは、給水装置に含まれます

しかし、水道メーターの所有者は通常、水道事業者です。

各家庭(需要者)の所有物ではありません。

したがって、「水道メーターは各家庭の所有物であり」という部分が誤りです。

したがって、記述は誤りです。


給水管を接続するために設けられる継手類は給水装置に含まれない。」

誤り

理由:

給水管を接続するために設けられる継手類は、給水装置に含まれます

給水装置は、給水管およびこれに直結した給水用具から構成され、継手類もその一部です。

「継手類は給水装置に含まれない」という記述は誤りです。

選択肢1. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:誤

この選択肢は正しいです。

選択肢2. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

ア:正 イ:誤 ウ:誤 エ:正

 

誤りの理由:

エについて:

エの記述:「給水管を接続するために設けられる継手類は給水装置に含まれない。」

この記述は誤りです。

理由:

給水装置は、給水管およびこれに直結した給水用具から構成されます。

継手類は、給水管同士を接続するための部品であり、給水管の一部と見なされます。

したがって、継手類は給水装置に含まれます。

しかし、この選択肢ではエを「正」としているため、誤りです。

選択肢3. ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤

ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤

 

誤りの理由:

アについて:

アの記述:「給水装置工事とは給水装置の設置又は変更の工事をいう。」

この記述は正しいです。

理由:

水道法第2条において、給水装置工事は、給水装置の設置または変更の工事を指します。

したがって、アを「誤」としているこの選択肢は誤りです。

 

イについて:

イの記述:「工場生産住宅に工場内で給水管を設置する作業は給水装置工事に含まれる。」

この記述は誤りです。

理由:

給水装置工事は、現場で行われる給水装置の設置または変更の工事を指します。

工場内での作業は製造工程であり、給水装置工事には含まれません。

したがって、イを「正」としているこの選択は誤りです。

 

ウについて:

ウの記述:「水道メーターは各家庭の所有物であり給水装置である。」

この記述は誤りです。

理由:

水道メーターは、給水装置に含まれますが、その所有者は通常水道事業者です。

「各家庭の所有物であり」という部分が誤りです。

したがって、ウを「正」としているこの選択肢は誤りです。

 

エについて:

エの記述は前述のとおり誤りです。

この選択肢ではエを「誤」としており、ここは正しい判断です。

選択肢4. ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正

ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正

 

誤りの理由:

アについて:

アの記述は正しいです。

この選択肢ではアを「誤」としているため、誤りです。

 

イについて:

イの記述は誤りです。

この選択肢ではイを「誤」としており、ここは正しい判断です。

 

ウについて:

ウの記述は誤りです。

この選択肢ではウを「正」としているため、誤りです。

 

エについて:

エの記述は誤りです。

この選択肢ではエを「正」としているため、誤りです。

結論:

この選択肢は、ア、ウ、エの判断が誤っているため、不適当です。

選択肢5. ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:誤

 

誤りの理由:

イについて:

イの記述は誤りです。

この選択肢ではイを「正」としているため、誤りです。

 

ウについて:

ウの記述は誤りです。

この選択肢ではウを「誤」としており、ここは正しい判断です。

 

エについて:

エの記述は誤りです。

この選択肢ではエを「誤」としており、ここも正しい判断です。

結論:

この選択肢は、イの判断が誤っているため、不適当です。

参考になった数0