給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問10 (給水装置工事法 問1)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問10(給水装置工事法 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

配水管からの給水管の取出しに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  ダクタイル鋳鉄管の分岐穿孔に使用するサドル分水栓用ドリルの仕様を間違えると、エポキシ樹脂粉体塗装の場合「塗膜の貫通不良」や「塗膜の欠け」といった不具合が発生しやすい。
イ  ダクタイル鋳鉄管のサドル付分水栓等の穿孔箇所には、穿孔断面の防食のための水道事業者が指定する防錆剤を塗布する。
ウ  不断水分岐作業の場合は、分岐作業終了後、水質確認(残留塩素の測定及びにおい、色、濁り、味の確認)を行う。
エ  配水管からの分岐以降水道メーターまでの給水装置材料及び工法等については、水道事業者が指定していることが多いので確認が必要である。
  • ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤
  • ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤
  • ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正
  • ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:正

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この過去問の解説 (2件)

01

配水管からの給水管の取り出しに関する問題では、「使用する材料や工法の正確な手順」が問われることが多いです。

 

ア:

ダクタイル鋳鉄管に使用するドリルを誤ると、塗装が剥がれたり貫通しなかったりする可能性があります。

 

イ:誤

穿孔箇所の防食には防錆剤ではなく、エポキシ樹脂系の塗料が使用されることが一般的です。エポキシ樹脂は耐食性が高く、鋳鉄管の表面保護に適しています。防錆剤は主に金属の表面を空気から守る役割がありますが、塗膜としての強度や持続性が求められる鋳鉄管には向いていません。

 

ウ:

不断水分岐作業の際には、作業後に水質確認が必要です。これは安全な水を供給するための重要な作業です。

 

エ:

給水装置の材料や工法は、水道事業者が指定していることが多く、確認が必要です。

選択肢5. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:正

適当です。

まとめ

試験対策としては、配水管の施工手順や注意点を図解や具体例で確認し、施工ミスの原因や防止策をしっかり理解することが効果的です。

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02

ア  ダクタイル鋳鉄管の分岐穿孔に使用するサドル分水栓用ドリルの仕様を間違えると、エポキシ樹脂粉体塗装の場合「塗膜の貫通不良」や「塗膜の欠け」といった不具合が発生しやすい。

→記述の通りです。


イ  ダクタイル鋳鉄管のサドル付分水栓等の穿孔箇所には、穿孔断面の防食のための水道事業者が指定する防錆剤を塗布する。

→防錆剤の塗布ではなく防食コアの装着が正しい為、この記述は誤りです。


ウ  不断水分岐作業の場合は、分岐作業終了後、水質確認(残留塩素の測定及びにおい、色、濁り、味の確認)を行う。

→記述の通りです。


エ  配水管からの分岐以降水道メーターまでの給水装置材料及び工法等については、水道事業者が指定していることが多いので確認が必要である。

→記述の通りです。

選択肢5. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:正

こちらが正答肢です。

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