給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度（2023年）
問30 (給水装置計画論 問1)

ア　　水道事業者への調査項目は、工事場所、使用水量、屋内配管、建築確認などがある。

→水道事業者ではなく、工事申込者です。

イ　　基本調査のうち、道路管理者に確認が必要な埋設物には、水道管、下水道管、ガス管、電気ケーブル、電話ケーブル等がある。
→道路管理者ではなく、埋設物管理者です。

ウ　　現地調査確認作業は、既設給水装置の有無、屋外配管、現場の施工環境などがある。

→記述の通りです。

エ　　給水装置工事の依頼を受けた場合は、現場の状況を把握するために必要な調査を行う。

→記述の通りです。

給水装置工事の基本調査に関する問題では、「確認する相手先と調査内容の違い」を正確に理解することが重要です。特に、水道事業者と道路管理者の役割を混同しないように注意が必要です。

ア：誤

水道事業者への調査項目には、工事場所や使用水量が含まれます。屋内配管や建築確認は関係しません。

イ：誤

道路管理者に確認が必要な埋設物には水道管は含まれません。水道管は水道事業者が管理しており、埋設状況を確認する際は水道事業者に直接問い合わせます。道路管理者が関与するのは、道路占用許可や掘削許可に関する部分です。

ウ：正

現地調査では、既設の給水装置の有無や屋外配管、施工環境などを確認します。これにより、工事がスムーズに進められるかを判断します。

エ：正

給水装置工事を依頼された際には、現場の状況確認が必要です。これは工事の安全性と精度を確保するために行います。