給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問37 (給水装置工事事務論 問2)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問37(給水装置工事事務論 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置工事の記録及び保存に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  給水装置工事主任技術者は、施主の氏名又は名称、施行場所、完了年月日、給水装置工事主任技術者の氏名、竣工図、使用した材料に関する事項、給水装置の構造材質基準への適合性確認の方法及びその結果についての記録を作成し、保存しなければならない。
イ  指定給水装置工事事業者は、給水装置工事の施行を申請したとき用いた申請書に記録として残すべき事項が記載されていれば、その写しを記録として保存してもよい。
ウ  給水装置工事主任技術者は、単独水栓の取り替えなど給水装置の軽微な変更であっても、給水装置工事の記録を作成し、保存しなければならない。
エ  指定給水装置工事事業者は、水道法に基づき施主に給水装置工事の記録の写しを提出しなければならない。
  • ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正
  • ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤
  • ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

給水装置工事の記録・保存に関する問題では、「記録が必要な工事と不要な工事の違い」を理解することが重要です。特に、軽微な工事に関しては記録の保存義務がないため、出題のポイントになりやすいです。

 

ア:◯

給水装置工事主任技術者は、工事の詳細を記録し保存する義務があります。施主の情報、工事の場所や完了日、使用した材料や工事方法などが含まれます。

イ:◯

申請書に必要事項が記載されていれば、その写しを保存して記録とすることが認められています。追加の記録を作成しなくても、申請書で代用可能です。

ウ:✕

単独水栓の取り替えなどの軽微な変更は、記録や保存の義務がありません。給水装置工事の記録・保存が必要になるのは、配管の新設や改造など、工事の規模が大きい場合です。小規模な修理や交換は対象外となります。

エ:✕

指定給水装置工事事業者は、記録の保存義務はありますが、水道法に「施主に記録の写しを提出する義務」はありません。施主に対しては、竣工後に報告することは求められますが、記録の提出義務は規定されていません。

選択肢2. ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

適当です。

まとめ

試験対策としては、「軽微な工事は記録不要」「施主に記録を提出する義務はない」といった点を重点的に覚えておくと、類似の問題にも対応しやすくなります。

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02

ア  給水装置工事主任技術者は、施主の氏名又は名称、施行場所、完了年月日、給水装置工事主任技術者の氏名、竣工図、使用した材料に関する事項、給水装置の構造材質基準への適合性確認の方法及びその結果についての記録を作成し、保存しなければならない。
→記述の通りです。

 

イ  指定給水装置工事事業者は、給水装置工事の施行を申請したとき用いた申請書に記録として残すべき事項が記載されていれば、その写しを記録として保存してもよい。

→記述の通りです。


ウ  給水装置工事主任技術者は、単独水栓の取り替えなど給水装置の軽微な変更であっても、給水装置工事の記録を作成し、保存しなければならない。

→給水装置の軽微な変更であれば、給水装置工事の記録を作成する必要はない為、この記述は誤りです。


エ  指定給水装置工事事業者は、水道法に基づき施主に給水装置工事の記録の写しを提出しなければならない。

→施主ではなく水道事業者に求められた場合に給水装置工事の記録の写しを提出する必要がある為、この記述は誤りです。

選択肢2. ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤

こちらが正答肢です。

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