看護師の過去問
第108回
午前 問2

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問題

看護師国家試験 第108回 午前 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

日本における平成28年2016年の部位別にみた悪性新生物の死亡数で、男性で最も多い部位はどれか。
  • 肝及び肝内胆管
  • 気管、気管支及び肺
  • 結腸と直腸S状結腸移行部及び直腸

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この過去問の解説 (3件)

01

男性の悪性新生物による死亡数で多い部位は以下のようになります。
1位→気管、気管支及び肺
2位→胃
3位→大腸

正解:3

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02

正解は、3です。

日本の平成28年2016年の部位別にみた悪性新生物の死亡数、男性の順位

  1位→気管、気管支及び肺
  2位→胃
  3位→大腸

厚生労働省 平成 28 年人口動態統計月報年計(概数)の概況 13ページ参照
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai16/dl/gaikyou28.pdf

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03

正解は3です。

年々、悪性新生物による死亡者数は増加傾向です。

1→胃がんは男性では第2位、女性では第3位となっています。発生部位として一番多いのは、幽門部(胃上部)です。ヘリコバクター・ピロリ菌が深く関わっているとされています。

2→肝臓がん・胆管がんなどは、男性では4位、女性では上位には入っていません。原因としては食生活の変化と考えられます。

3→肺がんなどは、男性では第1位、女性では第2位となっています。発生部位としては、喫煙者に多いのは「扁平上皮癌」、近年女性や非喫煙者に非常に多くなってきたのは「腺がん」となっています。

4→大腸・結腸がんは、男性では第3位、女性では第1位となっています。原因としては近代の欧米化した食事・食物繊維が摂取減少、機械化による運動量の減少が挙げられます。

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