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看護師の過去問 第108回 午前 問41

問題

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20°Cから24°Cで保存するのはどれか。
   1 .
全血製剤
   2 .
血漿製剤
   3 .
赤血球液
   4 .
血小板製剤
( 看護師国家試験 第108回 午前 問41 )
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この過去問の解説 (3件)

2
正解は4です。


1 . 全血製剤は2~6℃で、採血後21日まで保存可能です。


2 . 血漿製剤は-21℃以下で、採血後1年間まで保存可能です。30~37℃に融解して使用し、融解してから3日以内に使用します。


3 . 赤血球液は2~6℃で、採血後21日まで保存可能です。加熱しなくても使用できます。


4 . 血小板製剤は20~24℃で振盪保存します。採血後4日まで保存可能です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
1 . 全血製剤 (WB)
×不正解
保存温度は2~6℃です。有効期間は採血後21日間です。

2 . 血漿製剤 (FFP)
×不正解
保存温度は-20℃以下です。 有効期間は採血後1年間です。使用するときには30~37℃まで融解し、融解後は3時間以内に輸血をします。一度融解すると、再凍結することはできません。

3 . 赤血球液 (RBC)
×不正解
保存温度は2~6℃です。有効期間は採血後21日間です。

4 . 血小板製剤(PC)
○正解
保存温度は20~24℃です。 有効期間は採血後4日間で、pH低下抑制のため振とうしておく必要があります(専用の機器があります)。

0
(正解) 4
(解説)
血液製剤は、血液の成分によって、生体内における寿命や保存による劣化があり、機能を維持するための最適な温度が異なっています。20~24℃で保存するのは、血小板製剤であり、正解は「4」になります。血小板製剤は、ただ保存するだけではなく、20~24度で振とうした状態で保存する必要があります。これは、低温で保存すると、血小板が形態的変化を起こし、生体内での生存能力の短縮や止血効果の低下が認められるためです。

(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1.全血製剤:全血製剤は、採取した血液を成分ごとに分けずにそのまま使うものであり、保存に適した温度は2~6℃とされています。よって、正解には該当しません。現在は、あまり使用されておらず、今は「赤血球」「血小板」「血漿」と分け、必要な部分だけ輸血する「成分献血」が主流になっています。使用期限は、採血後21日以内です。

2.血漿製剤:血漿製剤は、-20℃以下で凍結することで、採血後1年の保存が可能です。ただし、凍結した状態のため、破損しやすく、取り扱いには十分注意が必要となります。使用時は、ビニール袋に入れた状態で30~37℃の恒温槽で融解し、融解後は3時間以内に輸血するようにと定められています。よって、正解には該当しません。

3.赤血球液:赤血球製剤は、温度が上昇することによって、赤血球の変形を来たしてしまうこと、凍結状態にすると使用時に溶血してしまう可能性があることから、2~6℃での凍結しない程度での低温保存が最適となっています。よって、正解には該当しません。

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