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看護師の過去問 第108回 午後 問219

問題

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次の文を読み問いに答えよ。

Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息(bronchial asthma)と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。

Aちゃんは、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ、元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親とともに救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは、体温36.9°C、呼吸数36/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>92%であった。
Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。
   1 .
小発作
   2 .
中発作
   3 .
大発作
   4 .
呼吸不全
( 看護師国家試験 第108回 午後 問219 )
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この過去問の解説 (3件)

2
情報の以下の点に注意します。
①口元での喘鳴が著明→中発作、大発作で見られます。
②問診すると途切れ途切れに話した→中発作では会話はやや困難、大発作では途切れ途切れになります。
③呼吸数36/分→8歳の子どもの基準呼吸数は30回程度です。中発作・大発作で増加します。
④経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>92%→中発作では92~95%、大発作では91%以下になります。

以上の情報をもとにするとAちゃんは中発作~大発作です。
SpO2の値が中発作のレベルを維持できているので選択肢2の中発作が正解です。

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0
2.〇
 睡眠と食事が障害されているので、中発作か大発作と言えます。しかし、「苦しくて眠れない」と文章で話すことができており、SpO2も92%を維持できていますので中発作と判断されます。正解は2です。

0
8歳のAちゃん、呼吸数36/分、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>92%であったとの事から、中発作です。

96%以上だと小発作、92-95%では中発作、91%以下では大発作、それより低いと呼吸不全となります。
よって2が正解です。

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