看護師の過去問
第111回
午前 問49

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問題

看護師国家試験 第111回 午前 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

幻肢痛について正しいのはどれか。
  • 術前から発症する。
  • 抗うつ薬は禁忌である。
  • 細菌感染が原因である。
  • 切断し喪失した部位に生じる。

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この過去問の解説 (3件)

01

幻肢痛とは、四肢切断後に、そのなくなった部位に痛みを感じる症状のことで、

四肢を切断した患者の8割ほどにみられます。

脳の感覚運動野の不適応が原因で、術直後に起こりやすく、時間の経過とともに

症状は緩和されていきます。

選択肢1. 術前から発症する。

幻肢痛は、四肢切断後より発症するため、該当しません。

選択肢2. 抗うつ薬は禁忌である。

抗うつ薬で改善がみられることもあります。

選択肢3. 細菌感染が原因である。

細菌感染の場合、幻肢痛ではなく、細菌感染による痛みです。

幻肢痛なのか、細菌感染による痛みなのかの判断は必要です。

選択肢4. 切断し喪失した部位に生じる。

幻肢痛は、切断した四肢に痛みが生じる症状です。よって正解です。

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02

正解4

解説

幻肢痛とは、四肢の切断後も脳の錯覚により失われた断端に痛みを感じることを言います。

鎮痛薬を用いても軽減することは少ないです。

1.切断後に発症します。

2.抗うつ薬で鎮痛効果がみられることがあります。

3.明らかな感染徴候がなくても起こります。

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03

正解は4です。

幻肢痛は手足を切断した人が、消失した部分に生じる疼痛です。

1:幻肢痛は切断後に発症するため、不正解です。

2:抗うつ薬は使用しています。

3:幻肢痛は切断してしまった人におこるものなので、感染は関係ありません。

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