看護師 過去問
第111回
問235 (午後 問115)

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問題

看護師国家試験 第111回 問235(午後 問115) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文を読み以下の問いに答えよ。

午前9時頃、震度5強の地震が発生した。二次救急医療機関の救命救急病棟に勤務する看護師は、自身の身の安全を確保し、揺れが収まると病院の災害発生時のマニュアルに沿って行動を開始した。病棟には人工呼吸器を使用中の患者が1人、輸液ポンプを使用中の患者が3人、酸素療法中の患者3人が入院している。

この時点の看護師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
  • 被災状況の報告
  • 入院患者の避難誘導
  • 傷病者の受け入れ準備
  • 入院患者の状態の把握
  • 使用中の医療機器の作動状況の確認

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この過去問の解説 (3件)

01

災害発生時にとる行動はまず安全確保と安全確認が一番です。



自分自身の安全確保
現場の患者や職員等の安全確保・状態確認
現場の被災状況の確認(設備や医療機器等の状況確認)


上記を確認し状況を現場の管理者等に報告します。
その後は管理者等からの指示を受けて行動します。
 

選択肢1. 被災状況の報告

不正解です。

被災状況を報告するには、地震によって病棟にどれくらいの影響があったのかを先に把握する必要があります。
まずは自身の安全確保の後に入院患者の状態、病棟全体の状況把握が対応として先になります。

選択肢2. 入院患者の避難誘導

不正解です。

入院患者を避難誘導するには、患者が避難できる状況にあるのか、病院の避難経路が安全に使用できるかの確認が必要です。
また、看護師一人の判断で動くのではなく、病院内の職員や病院外にいる職員、スタッフや救急隊等との連携も必要です。
よって地震直後の対応としては不適切です。

選択肢3. 傷病者の受け入れ準備

不正解です。

傷病者を受け入れられるのは病院自体が医療機関として機能できる状態にある場合です。
問題文では地震直後であり、病院自体がどの程度地震による影響を受けているのか把握できていない状況です。
また、すでに入院中の患者の状態把握もできていない状況であり、対応すべき順序として不適切です。

選択肢4. 入院患者の状態の把握

正解です。

地震直後であり、まずは病棟に入院中の患者の安否確認が優先です。

選択肢5. 使用中の医療機器の作動状況の確認

正解です。

地震が起きた時の状況として、
「病棟には人工呼吸器を使用中の患者が1人、輸液ポンプを使用中の患者が3人、酸素療法中の患者3人が入院している。」
とあります。
上記の医療機器は患者それぞれの生命に関わるものであり、地震による影響を受けていないかを確認する必要があります。
よって対応として適切です。

まとめ

地震等災害発生時には職員がどのように動くのかを示すマニュアルが必ずあります。


災害発生直後はまずは自身の安全を確保し、自身がいる病棟等の患者の安否確認や状況確認(安全確認)を行います。

それぞれの現場の情報をもとに病院内、施設内全体で災害直後の状況を把握し災害時の対応が進められます。

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02

災害発生直後の看護師の役割を理解しておくことはいざというときの備えになります。

①安全確保

まずは自分の身の安全を確保することが第一です。自身の安全を確保できないと救える命も救えません。

②安全確認

 患者および見舞い客の安否確認と安全確保を行います。重症者から確認していきますが、特に入院患者には患者一人一人に声を掛けて落ち着かせていきます。

 患者の負傷の有無と程度、医療機器の作動状況と建物の損壊状況、二次被害の危険(漏水,ガス漏れ,壁・ガラスの破損など)、避難経路は確保されているかなど設備の点検をおこないます。

③情報収集と報告

 巡回によって得られた被災情報から、支援が必要な状態か判断し、院内の災害対策本部に報告します。

④二次災害の予防

⑤職員の確保

問題文の状況から、安全確認の段階の対応をします。

選択肢1. 被災状況の報告

上記説明より、「入院患者の状態の把握」、「使用中の医療機器の作動状況の確認」が適切です。

選択肢2. 入院患者の避難誘導

上記説明より、「入院患者の状態の把握」、「使用中の医療機器の作動状況の確認」が適切です。

選択肢3. 傷病者の受け入れ準備

上記説明より、「入院患者の状態の把握」、「使用中の医療機器の作動状況の確認」が適切です。

選択肢4. 入院患者の状態の把握

正解です。

選択肢5. 使用中の医療機器の作動状況の確認

正解です。

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03

4.5 正解

まずは、病棟内の見回りを行い、現状を把握する必要があります。

1.2.3 不正解

これらは全て、現状を把握した後の行動です。

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