問題
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母乳栄養の児に不足しやすいのはどれか。
1 .
ビタミンA
2 .
ビタミンB
3 .
ビタミンC
4 .
ビタミンE
5 .
ビタミンK
( 看護師国家試験 第112回 午前 問25 )
母乳には栄養素がたっぷり含まれていますが、ビタミンD・ビタミンK・鉄分などの含有量が少なく、これらの栄養素が不足しやすいです。
×:誤り
ビタミンAは母乳中に十分含まれています。
×:誤り
ビタミンBは母乳中に十分含まれています。
×:誤り
ビタミンCは母乳中に十分含まれています。
×:誤り
ビタミンEは母乳中に十分含まれています。
○:正しい
ビタミンKは母乳に含まれる量が十分ではなく、胎盤通過性も悪いため新生児では肝臓における備蓄も少ない状態です。
そのため新生児はビタミンK欠乏に陥りやすく、出生後にビタミンKを経口投与します。
「日本人の食事摂取基準2020年版」では、母乳栄養に関連して不足しがちな栄養素としてビタミンDとビタミンKについて言及しています。
ビタミンKは、母乳に含まれる量が十分ではないうえに胎盤通過性が悪いため、新生児では肝臓における備蓄が少ないです。そのため母乳栄養の児で不足しやすくなります。
上記解説により誤りです。ビタミンAは母乳に多く含まれます。「日本人の食事摂取基準2020年版」では、母乳1Lに含まれるビタミンAを411µgRAEとしています。
上記解説により誤りです。ビタミンBは母乳に十分含まれます。「日本人の食事摂取基準2020年版」では、母乳1Lに含まれるビタミンB群を約0.78mgとしています。
上記解説により誤りです。ビタミンCは母乳に十分含まれています。「日本人の食事摂取基準2020年版」では、母乳1Lに含まれるビタミンCを50mgとしています。
上記解説により誤りです。ビタミンEは母乳に多く含まれています。「日本人の食事摂取基準2020年版」では、母乳1Lに含まれるビタミンEを3.5~4.0mgとしています。
正解です。