看護師 過去問
第112回
問31 (午前 問31)

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問題

看護師国家試験 第112回 問31(午前 問31) (訂正依頼・報告はこちら)

社会保険制度と根拠法令の組合せで正しいのはどれか。
  • 医療保険 ―――― 健康保険法
  • 介護保険 ―――― 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律<高齢者虐待防止法>
  • 雇用保険 ―――― 社会福祉法
  • 年金保険 ―――― 生活困窮者自立支援法

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この過去問の解説 (3件)

01

社会保険制度は、病気や事故、介護、失業など万が一の状況になった場合でも一定の給付を受けることで安心して生活できるよう強制的に加入する保障制度です。

選択肢1. 医療保険 ―――― 健康保険法

正解です。

医療保険制度の根拠となる法令は健康保険法、国民健康法、船員保険法などがあります。

職業や市区町村、年齢(高齢者)によってどの医療保険の対象になるか種類が異なります。

選択肢2. 介護保険 ―――― 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律<高齢者虐待防止法>

不正解です。

介護保険の根拠となる法令は介護保険法です。
要介護者に対して必要な医療や福祉のサービスを受けられるよう介護保険制度が設けられ、決められた保険給付について定められています。

選択肢3. 雇用保険 ―――― 社会福祉法

不正解です。

雇用保険の根拠となる法令は雇用保険法です。
労働者が失業した時や、雇用の継続が難しくなったときに労働者とその家族の生活や雇用が継続できるよう保障制度が設けられています。

選択肢4. 年金保険 ―――― 生活困窮者自立支援法

不正解です。

年金保険の根拠となる法令は、厚生年金保険法、国民年金法です。
20歳以上60歳未満のすべての国民が加入する国民年金(基礎年金)と、会社員・公務員として働く人を対象にした厚生年金保険の2種類があります。
 

まとめ

日本の社会保険制度は

 

健康保険
厚生年金保険
介護保険
労災保険
雇用保険

の5つの制度からなる保障制度です。

 

病気や事故、介護、失業など万が一の状況になった場合でも一定の給付を受けることで安心して生活できるよう強制的に加入することが定められています。

 

また、上記5つの社会保険は広義の社会保険として呼ばれており、狭義の社会保険では雇用保険と労災保険は含まれず、まとめて「労働保険」と呼ぶ場合もあります。


 

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02

社会保険制度の問題は、必修問題で出題されやすい問題のため、しっかりと暗記しましょう。

選択肢1. 医療保険 ―――― 健康保険法

○:正しい

医療保険の根拠法令は、制度によって異なります。

健康保険法、国民健康保険法、高齢者の医療の確保に関する法律などが根拠法令としてあります。

選択肢2. 介護保険 ―――― 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律<高齢者虐待防止法>

×:誤り

介護保険の根拠法令は、介護保険法です。

選択肢3. 雇用保険 ―――― 社会福祉法

×:誤り

雇用保険の根拠法令は、雇用保険法です。

選択肢4. 年金保険 ―――― 生活困窮者自立支援法

×:誤り

年金保険の根拠法令は、国民年金法や厚生年金保険法です。

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03

社会保険制度とその根拠となる法律を問うものです。理解していれば平易な問題です。

選択肢1. 医療保険 ―――― 健康保険法

正解です。医療保険制度の根拠法令には、健康保険法、国民健康保険法、高齢者の医療の確保に関する法律、船員保険法、国家公務員共済組合法などがあり、被保険者により異なります。

選択肢2. 介護保険 ―――― 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律<高齢者虐待防止法>

誤りです。介護保険制度の根拠法令は介護保険法です。

選択肢3. 雇用保険 ―――― 社会福祉法

誤りです。雇用保険制度の根拠法令は雇用保険法です。

選択肢4. 年金保険 ―――― 生活困窮者自立支援法

誤りです。年金保険制度の根拠法令は国民年金法厚生年金保険法です。

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