看護師の過去問
第112回
午前 問51
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問題
看護師国家試験 第112回 午前 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
成人のばね指(snapping finger)で正しいのはどれか。
- 男性に多い。
- 原因は腱の炎症である。
- 好発部位は示指である。
- 積極的にストレッチを行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
ばね指とは、手の使い過ぎによって生じる腱鞘炎が原因で、指を曲げた後に伸ばそうとすると、バネのように急に伸びる病気です。
×:誤り
ばね指は、男性よりも女性に多いです。
特に、妊娠中や産後、更年期の女性に多くみられます。
○:正しい
ばね指の原因は、手の使い過ぎによる腱鞘炎です。
×:誤り
ばね指はどの指にも起こりますが、特に母指、中指によくみられます。
×:誤り
ばね指の治療の基本は、安静にして炎症を抑えます。腱や腱鞘に炎症がある状態での積極的なストレッチは、患部への負担になり悪化のリスクがあります。
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02
ばね指とは、簡単に説明すると指の腱鞘炎です。症状として、指の付け根の痛みや腫れがあります。その他の特徴についても整理しておきましょう。
誤りです。男女比は1:2~6で、中年以降の女性に多いです。
正解です。腱の炎症により、冒頭のような症状が出現します。
誤りです。最も多いのは親指で、次いで中指、示指の順に多いです。
誤りです。積極的に動かしてしまうと炎症が悪化してしまうため、安静にするのが原則です。ただし拘縮を防ぐため固定は行いません。
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03
ばね指とは指をよく使う、負荷がかかる作業を繰り返すことで腱(・腱鞘)に炎症が起こし発症します。症状としては、指の付け根の痛み、腫脹、熱感や、指の曲げ伸ばしが難しくなるなどが挙げられます。
更年期の女性に多いです。
ばね指は腱(・腱鞘)が炎症を起こし、発症します。
好発部位は母指です。
ストレッチをしても症状は改善しません。治療は、①安静、②副腎皮質ステロイドの腱鞘内注射、③手術です。
ばね指は、よく使う親指に起こりやすいこと。細かい作業を行ったり指に負荷がかかりやすい人に起こることを覚えておきましょう。
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