看護師の過去問
第112回
午前 問70

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問題

看護師国家試験 第112回 午前 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

介護保険制度における都道府県が指定・監督を行う居宅サービスはどれか。
  • 福祉用具貸与
  • 小規模多機能型居宅介護
  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
  • 認知症対応型共同生活介護<グループホーム>

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この過去問の解説 (3件)

01

介護保険は都道府県が指定・監督を行う居宅サービス・施設サービス・介護予防サービス市町村が指定・監督を行う地域密着型サービスがあります。

選択肢1. 福祉用具貸与

○:正しい

 

福祉用具貸与は、居宅サービスの一つであり、都道府県が指定・監督を行います。

選択肢2. 小規模多機能型居宅介護

×:誤り

 

小規模多機能型居宅介護は、地域密着型サービスの一つであり、市町村が指定・監督を行います。

選択肢3. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

×:誤り

 

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、地域密着型サービスの一つであり、市町村が指定・監督を行います。

選択肢4. 認知症対応型共同生活介護<グループホーム>

×:誤り

 

認知症対応型共同生活介護<グループホーム>は、地域密着型サービスの一つであり、市町村が指定・監督を行います。

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02

介護保険制度は国、都道府県、市町村でそれぞれ役割が異なります。その役割の違いをを正しく覚えましょう。

選択肢1. 福祉用具貸与

正解です。福祉用具貸与は居宅サービスのひとつであり、都道府県が指定、監督を行っています。福祉用具によっては購入のみの用具もあります。

選択肢2. 小規模多機能型居宅介護

誤りです。地域密着型サービスのひとつであり、市町村が指定、監督を行っています。通所、訪問介護、訪問看護を一つの施設で行っているのが特徴です。

選択肢3. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

誤りです。地域密着型サービスのひとつであり、市町村が指定、監督を行っています。夜間も定期的に巡視や対応を行っています。

選択肢4. 認知症対応型共同生活介護<グループホーム>

誤りです。地域密着型サービスのひとつであり、市町村が指定、監督を行っています。認知症の方が少人数でユニットを組み、共同生活を行います。

まとめ

高齢者の為の施設やサービスは数多くあるため、正確に覚えるのは大変かもしれませんが、それぞれの特徴や違いを明確にしておきましょう。

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03

この問題のポイントは以下の通りです。

介護保険サービスには

①居宅サービス

②施設サービス

③地域密着型サービス

があります。これを踏まえて問題を解いていきましょう。

選択肢1. 福祉用具貸与

正解です。福祉用具貸与・販売サービスは介護保険制度の居宅サービスの1つです。

選択肢2. 小規模多機能型居宅介護

小規模多機能型居宅介護は通所を中心としたサービスであり、ショートステイや自宅への訪問を組み合わせることのできる地域密着型サービスです。居宅サービスには当てはまりません。

選択肢3. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

24時間を通して1日に複数回の定期的な訪問や巡回、随時対応を行う地域密着型サービスの1つです。

選択肢4. 認知症対応型共同生活介護<グループホーム>

認知症対応型共同生活介護はいわゆる認知症グループホームであり、入所している方の共同生活を支援する地域密着型サービスの1つです。

まとめ

居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスについての違いや特徴を整理しておきましょう。

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