問題
Aさん(75歳、男性)は妻(75歳)と2人暮らしで、15年前にParkinson<パーキンソン>病(Parkinson disease)と診断された。7年前よりレボドパ<L−dopa>を1日3回内服している。Hoehn & Yahr<ホーエン・ヤール>重症度分類のステージⅣで、要介護2である。妻は腰痛のため毎日リハビリテーション目的で通院中である。妻の介護負担を軽減するため、Aさんは毎月10日間、介護老人保健施設の短期入所<ショートステイ>を利用している。今回は妻の腰痛が増強したため、Aさんは予定を早めて入所した。Aさんは握力が低下しているが、スプーンを使用し自力で食事を摂取している。食事中に姿勢が崩れることが多く、むせや食べこぼしがある。
この設問は、<前問>の続きの設問となります。
妻の腰痛が改善したため、Aさんは自宅に戻ることになった。Aさんは「妻に負担をかけないように自分で動けるようになりたい。自宅でできる運動や注意することを教えてください」と看護師に話した。
Aさんへの指導で適切なのはどれか。