看護師 過去問
第112回
問125 (午後 問5)
問題文
看護師は正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと規定している法律はどれか。
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問題
看護師国家試験 第112回 問125(午後 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
看護師は正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと規定している法律はどれか。
- 刑法
- 医療法
- 保健師助産師看護師法
- 看護師等の人材確保の促進に関する法律
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この過去問の解説 (3件)
01
看護師が正当な理由なく業務上知り得た秘密を漏らしてはならないと規定している法律は、保健師助産師看護師法です。
この法律では、看護師の守秘義務を明記しており、患者のプライバシー保護と信頼関係を維持するための基本的な義務となっています。
刑法にも秘密漏洩に関する規定はありますが、看護師に特化した内容ではありません。
例えば、刑法第134条では「医師、薬剤師その他の医療従事者」が正当な理由なく業務上知り得た秘密を漏らした場合の罰則が定められていますが、看護師について具体的に規定している法律は保健師助産師看護師法です。
医療法は、医療提供体制の整備や医療機関の運営に関する規定が中心です。
守秘義務については直接的に規定していません。
保健師助産師看護師法(第42条)は、看護師に対して守秘義務を課しています。
この法律に基づき、看護師は業務上知り得た患者の秘密を漏らしてはならず、これを違反した場合には罰則が科される可能性があります。
この法律は、看護師や医療従事者の人材確保とその労働環境の改善に関する内容を規定しており、守秘義務については記載がありません。
看護師の守秘義務を明記しているのは、保健師助産師看護師法です。
看護師は、この法律に基づき、患者の秘密を守る責任があります。
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02
看護師の「守秘義務」についての問題です。
各選択肢については、以下のとおりです。
刑法では、看護師の守秘義務についての規定はありません。
医療法とは、医療提供施設の開設・管理に関する事項などを定めた法律です。
看護師の守秘義務についての規定はありません。
保健師助産師看護師法とは、保健師・助産師・看護師および准看護師に関する法律です。
第42条の2に、守秘義務についての規定があります。
よって正解です。
看護師等の人材確保の促進に関する法律とは、
病院等、看護を受ける者の居宅等看護が提供される場所に、
高度な専門知識と技能を有する看護師等を確保し、
もって国民の保健医療の向上に資することを目的とする法律です。
看護師の守秘義務についての規定はありません
看護師が関わる法律について、よく理解しておきましょう。
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03
保健師助産師看護師法では、看護師の守秘義務について規定をしています。
看護師の守秘義務について規定しているのは刑法ではありません。
看護師の守秘義務について規定しているのは医療法ではありません。
保健師助産師看護師法42条の2において、
保健師、看護師又は准看護師は、正当な理由がなく、
その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないと規定されています。
看護師の守秘義務について規定しているのは
看護師等の人材確保の促進に関する法律ではありません。
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