看護師 過去問
第112回
問126 (午後 問6)

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問題

看護師国家試験 第112回 問126(午後 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

大泉門が閉鎖する時期に最も近いのはどれか。
  • 6か月
  • 1歳6か月
  • 2歳6か月
  • 3歳6か月

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この過去問の解説 (3件)

01

大泉門が閉鎖する時期に最も近いのは、1歳6か月です。

大泉門は、新生児の頭蓋骨の間にある柔らかい隙間(頭蓋骨の縫合部分)で、脳の発達に伴い閉鎖します。

一般的には生後12~18か月頃に閉じるのが標準的とされています。

 

選択肢1. 6か月

6か月は、大泉門が閉じるには早すぎる時期です。

この頃は、まだ十分に開いており、閉鎖は進んでいません。

 

選択肢2. 1歳6か月

正解です。

大泉門は通常、生後12~18か月頃に閉じます。

これは頭蓋骨の成長や脳の発達が進む中で正常なプロセスです。

 

選択肢3. 2歳6か月

2歳6か月では、大泉門はほとんどの子どもで既に閉じています。

この時期まで閉じない場合は、病的な状態(例:クレチン症や水頭症など)が疑われることがあります。

 

選択肢4. 3歳6か月

3歳6か月では、大泉門が開いていることは異常です。

この時期まで閉じない場合は、医学的な評価が必要です。

 

まとめ

大泉門が閉鎖する時期は、生後12~18か月頃です。

選択肢の中で最も近いのは1歳6か月です。
これは正常な発達過程の一部であり、早すぎたり遅すぎたりする場合は医師の診察が必要となります。

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02

大泉門とは、頭の左右前の3つの骨の隙間で、ひし形をしています。

出産時は、産道を通る際に骨を重ね合わせて頭のサイズを小さくします。

大泉門は、赤ちゃんの健康状態を表す指標であり、

へこみや盛り上がりで脱水や脳圧上昇などのチェックすることができます。

選択肢1. 6か月

不正解です。

選択肢2. 1歳6か月

大泉門は、おおよそ1歳6か月ごろに閉じます。

よって、正解です。

選択肢3. 2歳6か月

不正解です。

選択肢4. 3歳6か月

不正解です。

まとめ

大泉門の閉鎖時期は、覚えておきましょう。

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03

大泉門とは、頭頂骨と前頭骨が合わさる場所に位置するくぼみのことをいいます。

通常1歳6ヶ月頃に閉鎖します。

閉鎖するまでの大泉門は通常平坦です。

頭蓋内圧や体液バランスを反映して膨隆したり陥没するため、

児のフィジカルアセスメント上重要な項目の一つです。

選択肢1. 6か月

6ヶ月ではありません。

選択肢2. 1歳6か月

大泉門は通常、1歳6ヶ月頃までに閉鎖します。

大泉門が早期に閉鎖している場合には,小頭症や狭頭症が考えられ、

大泉門の閉鎖が遅延する場合には,化骨障害や水頭症を疑います。

選択肢3. 2歳6か月

2歳6ヶ月ではありません。

選択肢4. 3歳6か月

3歳6ヶ月ではありません。

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