看護師の過去問 第112回 午後 問72

まずは今の生活習慣について、どのように患者さんとその家族が考えているかを聞き出す必要があります。そのため、正解です。

食事の回数よりも、今はどのように生活習慣について捉えているかを考える必要があるため、不正解です。

運動を習慣化させることも必要ですが、今はどのように生活習慣について捉えているかを考える必要があるため、不正解です。

食生活の改善は必要ですが、料理教室に通うなどの具体案を出すためにも、まずは今はどのように生活習慣について捉えているかを考える必要があるため、不正解です。

正解です。身体的な状態に対してAさんや妻がどうとらえているのかを把握する事から生活習慣の改善に向けての介入が始まります。

誤りです。食事回数を定めるだけで健康状態が改善するわけではありません。

誤りです。健康の為の習慣としては適切ですが、Aさんと妻の生活状況や運動に対する意欲を把握してからの提案が望ましいです。

誤りです。栄養バランスを考えた料理を作れるようにするためには適切ですが、勧めるのであれば、料理教室に参加したいという意向があるかを確認する必要があります。

虚血性心疾患（ischemic heart disease）と診断され、Aさんの話からも生活習慣の改善が必要と感じると思います。

しかし、Aさんと妻の考えは聞いてみないと分かりません。ですので、まず最初にAさんと妻に、生活習慣の改善について考えを聞く必要があります。

食事の回数の指導は必要ですが、初回の面談ではまず、Aさんと妻の考えを聞くことが優先されます。

運動習慣の提案は必要ですが、初回の面談ですので、Aさんと妻の考えを聞くことが優先されます。

「妻の母国の習慣で、味が濃いおかずや揚げ物とご飯を食べている。」と話していることから、食生活の改善が必要になってきます。

しかし初回の面談ですので、まずはAさんと妻の考えを聞くことが優先されます。