看護師 過去問
第112回
問204 (午後 問84)
問題文
Aさん(25歳、女性)は統合失調症(schizophrenia)と診断され、入院2か月が経過した。食事や水分の摂取、トイレ歩行は1人でできる。歯磨き、入浴への関心はあまりない。幻聴が聞こえると突然走り出し、壁に頭をぶつけている。日中はホールで過ごし、自分から他の患者と交流はしない。
Aさんのセルフケアのアセスメントで優先度が高いのはどれか。
Aさんのセルフケアのアセスメントで優先度が高いのはどれか。
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問題
看護師国家試験 第112回 問204(午後 問84) (訂正依頼・報告はこちら)
Aさん(25歳、女性)は統合失調症(schizophrenia)と診断され、入院2か月が経過した。食事や水分の摂取、トイレ歩行は1人でできる。歯磨き、入浴への関心はあまりない。幻聴が聞こえると突然走り出し、壁に頭をぶつけている。日中はホールで過ごし、自分から他の患者と交流はしない。
Aさんのセルフケアのアセスメントで優先度が高いのはどれか。
Aさんのセルフケアのアセスメントで優先度が高いのはどれか。
- 排泄
- 個人衛生
- 安全を保つ能力
- 活動と休息のバランス
- 孤独と付き合いのバランス
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、「安全を保つ能力」です。
Aさんの状況では、幻聴の影響により突然走り出して壁に頭をぶつけるという自傷行為のリスクが見られます。
そのため、セルフケアのアセスメントでは安全の確保が最優先となります。
安全が保たれていない状態では、他のセルフケア課題(例えば個人衛生や活動と休息のバランスなど)に取り組むことが難しくなります。
Aさんは「食事や水分の摂取、トイレ歩行は1人でできる」と記載されています。
このことから、排泄に関するセルフケア能力は保持されており、特に介入を要する状態ではありません。
Aさんは「歯磨き、入浴への関心はあまりない」とのことですが、これにより直接的な危険や健康被害がただちに生じるわけではありません。
個人衛生への介入も必要ですが、安全確保が最優先であり、その後に取り組むべき課題となります。
Aさんは幻聴の影響で突然走り出し、壁に頭をぶつける行動が観察されています。
これは重大な自傷行為であり、身体的な安全が脅かされる状況です。
安全が確保されない限り、その他のセルフケアや生活の質を向上させるための支援は困難です。
そのため、「安全を保つ能力」のアセスメントが最も優先されます。
Aさんは「日中はホールで過ごし、自分から他の患者と交流はしない」と記載されていますが、活動と休息のバランスに直接的な問題があるとは言えません。
また、活動や休息のバランスの改善は、安全の確保ができた後に取り組むべき課題です。
Aさんは「自分から他の患者と交流はしない」という孤立傾向が見られますが、これは安全を確保した後で対応すべき課題です。
孤独感や社会的交流の問題は長期的にアセスメント・支援を行うべき課題ですが、現時点では優先度が低いと考えられます。
Aさんのセルフケアアセスメントにおいて、最も優先すべき課題は「安全を保つ能力」です。
幻聴による突然の自傷行為のリスクが高く、身体的な安全が脅かされています。
他のセルフケア課題(個人衛生、孤独感など)は、安全が確保されてから段階的に支援を行うべきです。
看護師は、Aさんが安全に生活できる環境を整えることを最優先に対応する必要があります。
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02
統合失調症は、幻覚や妄想などの症状が現れる精神障害です。アセスメントをする時は、患者の生命が脅かされている状態が介入の優先度が最も高いということを押さえておきましょう。
問題文からは、排泄に関する問題は読み取れないため、誤りです。
歯磨きや入浴への関心があまりないため、看護介入が必要だと考えられます。しかし、現時点での介入の優先度は高くないため、誤りです。
幻聴により壁に頭をぶつける行為が認められていることから、自傷行為による身体損傷のリスクがあります。現時点では最も介入の優先度が高いと考えられます。
問題文からは、活動と休息のバランスに関する問題は読み取れないため、誤りです。
現時点では介入の優先度は高くないため、誤りです。
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03
この問題のポイントは、以下の通りです。
統合失調症とは精神症状や異常行動、異常思考、現実感覚の混乱、社会的機能の障害などを特徴とする疾患です。
セルフケアのアセスメントで優先度が問われていることがポイントです。では、問題を見てみましょう。
トイレ歩行は1人でできると書いているため、Aさんのセルフケアのアセスメントでは、排泄に関しては優先度は低くなります。
歯磨き、入浴への関心はあまりないと記載があるため、個人衛生に関してのセルフケアのアセスメントは必要ですが、優先度は高くありません。
幻聴が聞こえると突然走り出し、壁に頭をぶつけていると記載されています。幻聴は統合失調症で見られる症状です。頭をぶつけていることから、安全を保つ能力が必要になります。
Aさんのセルフケアのアセスメントで優先度が高いのは、安全を保つ能力です。
活動と休息のバランスは必要ですが、Aさんのセルフケアのアセスメントで優先度が高いのは、安全を保つ能力です。
日中はホールで過ごし、自分から他の患者と交流はしないことから、孤独と付き合いのバランスが必要にはなります。
しかし、Aさんのセルフケアのアセスメントで優先度が高いのは、安全を保つ能力です。
このセルフケアのアセスメント問題では、優先度が問われているため、まずは安全を保てるようにすることが大切になります。
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