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宅建の過去問を「全問」ランダムに出題

問題

建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
基礎は、硬質の支持地盤に設置するとともに、上部構造とも堅固に緊結する必要がある。
   2 .
木造建物を耐震、耐風的な構造にするためには、できるだけ建物の形態を単純にすることが適切である。
   3 .
鉄骨造は、不燃構造であり、靭性が大きいことから、鋼材の防錆処理を行う必要はない。
   4 .
近年、コンクリートと鉄筋の強度が向上しており、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅建物もみられる。
( 宅建試験 令和2年度12月実施分(2020年) 土地建物 )

この過去問の解説 (3件)

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正解は3です。

文章としてつながっていないため、答えが分からずとも、何となくわかった方も多いのではないでしょうか?

鉄骨は確かに燃えにくいため、不燃構造です。

また、鉄骨に用いられる炭素含有量の少ない鉄(鋼鉄)は、ただ硬いだけではなく、衝撃を吸収したり、受け流したりできる柔軟さ、粘り強さ(靭性)も持ち合わせているので、靭性が大きいという部分も正しいです。

しかし、それらは錆びても問題がない理由にはなりません。

鉄骨が錆びたら劣化するのは明らかですから、防錆処理は必須です。

以上より、選択肢3は誤りです。

1:難しい言い回しをしていますが、「建物の基礎は、しっかりした地面の上につくり、基礎と↑の建物とをしっかりつなげる」と言っているだけなので、不自然なことは述べていません。

従って、不適当とは言えません。

2:屋根が重い建物や、複雑な造りの建物は、地震や台風などで崩れたら危ない、と考えればこの文章も別に不自然ではありません。

従って、不適当とはいえません。

4:鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅建物と言われて、マンションなどが思い浮かんだのであれば、この文章もさほど不自然なことは述べていないとわかるでしょう。

従って、不適当とは言えません。

本問は、知識の有無というよりも、文章として不自然か否かで考えれば、解ける問題ですので、あまり身構えずに気楽に対処しましょう。

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正解は3です。

1正しい

基礎は固い地盤に設置するとともに、上部の土台や柱と堅固に緊結する必要があります。

2正しい

細長い建物や幅に対して背の高い建物等、複雑な形態や特殊な形態だとの局所的に地震力・風圧力が加わることになるため、できるだけ単純な形態にした方が耐震、耐風的な構造となります。

3誤り

鉄骨造は、不燃構造であり靭性が大きいという前半の記述は適切ですが、錆による腐食劣化があるので防錆処理が必須です。

4正しい

従来、超高層共同住宅建物には、鉄骨造や鉄骨鉄筋コンクリート造が使われてきました。しかし、住宅である以上、防音性などの点から鉄筋コンクリート造が望ましいことはいうまでもありません。研究・開発が進められ、コンクリートや鉄筋の強度が向上しました。現在では、超高層共同住宅を鉄筋コンクリート造で建築することも可能になっています。

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正解は3です。

鉄骨とは鉄骨構造に使われる鉄材のことです。

鉄骨造の特徴として

・不燃構造である

・靭性(粘り強さ)が大きい

というのがあげられます。

その一方、鉄骨はさびやすいという難点があります。

そのため、鋼材は防錆処理を行う必要があります。

というわけで鉄骨造は鋼材の防錆処理を行う必要「がある」ため、この文は誤りです。

1 正しい

建物の基礎とは、地面に埋められ建物を支えている部分事です。

柔らかいところではせっかくの基礎も意味なしません。

そのため、基礎は硬質の支持地盤(固い地盤)に設置し、上部構造ともしっかりと緊結する必要があるのでこの文は正しいです。

3 正しい

複雑な構造をした建物の場合、地震や風の影響が限られて部分のみに影響します。

そのため、耐震や耐風を考えると、建物の構造は単純にする必要があります。

4 正しい

近年、コンクリートと鉄筋の強度が向上しています。

そのため最近では鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅建物もみられ、この文は正しいです。

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