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宅建「平成30年度(2018年)」の過去問をランダムに出題

問題

建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
   1 .
木造建物を造る際には、強度や耐久性において、できるだけ乾燥している木材を使用するのが好ましい。
   2 .
集成木材構造は、集成木材で骨組を構成したもので、大規模な建物にも使用されている。
   3 .
鉄骨構造は、不燃構造であり、耐火材料による耐火被覆がなくても耐火構造にすることができる。
   4 .
鉄筋コンクリート構造は、耐久性を高めるためには、中性化の防止やコンクリートのひび割れ防止の注意が必要である。
( 宅建試験 平成30年度(2018年) 税その他 問30 )

この過去問の解説 (3件)

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1、正しい 木材は乾燥しているほど強度が強くなります。

2、正しい 集成材は安定した強度を持ちます。柱・梁などの耐力部材としての使用が可能です。大規模な建物にも利用されます。

3、誤り 鉄骨造の建物は、火に弱く、耐熱性に乏しいです。熱の上昇にともない、強度が弱くなりますので耐火被覆が必要となります。

4、正しい 問題文の通りです。
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正解は 3 です。

各選択肢の解説は以下のとおりです。

1. 木造は、乾燥している方が、強度があり耐久性に優れています。そのため、木造建物をつくる際には、強度や耐久性の面で、できるだけ乾燥した木材を使用するのが望ましいとされています。従って、本選択肢は正しいです。

2. 集成木材とは、木材の板を重ね合わせて作った木材であり、強度に優れているため、集成木材で骨組みを構成した集成木材構造は、体育館などの大規模な建物にも用いられます。

3. 骨組構造は、不燃構造ではあるが、耐火構造ではないため、耐火構造にするには、耐火材料による耐火被覆が必要です。従って、本選択肢は誤りです。

4. 鉄筋コンクリートが中性化すると、錆が発生し、コンクリートのひび割れを招くことから、鉄筋コンクリート構造においては、耐久性を高めるために、中性化の防止やコンクリートのひび割れ防止をする必要があります。従って、本選択肢は正しいです。

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解説
1.正しい
記載のとおりです。湿潤状態にある木材は強度が小さく、シロアリなどの害虫や腐朽菌の害も受けやすくなるため、乾燥している木材が好ましいです。

2.正しい
記載のとおりです。集成材とは挽き板(ラミナ)や小角材等を繊維方向を平行に組あわせて接着剤で集成したもので、柱や梁に使用されます。

3.誤り
鉄骨構造(S造)は熱に弱く、500度で強度半減、1,000度で強度ゼロと言われています。従って耐火被覆が必要となります。

4.正しい
記載のとおりです。鉄筋の長所である引っ張りに強い点と、コンクリートの長所である圧縮に強い点を組み合わせた鉄筋コンクリート構造は、アルカリ性であるコンクリートが空気中の二酸化炭素によってアルカリ性が失われることによる中性化防止や、鉄筋の錆により鉄筋が膨張し、コンクリートへの圧迫からくる、ひび割れ防止が必要になります。
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