第三種電気主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
機械 問64

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問題

第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 機械 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章はコンピュータの構成及びICメモリ(半導体メモリ)について記述したものである。次の問に答えよ。

主記憶装置等に用いられるICメモリに関する記述として、誤っているものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
  • RAM(Random Access Memory)は、アドレス(番地)によってデータの保存位置を指定し、データの読み書きを行う。RAMは、DRAM(Dynamic RAM)とSRAM(Static RAM)とに大別される。
  • ROM(Read Only Memory)は、読み出し専用であり、ROMに記録されている内容は基本的に書き換えることができない。
  • EPROM(Erasable Programmable ROM)は、半導体メモリの一種で、デバイスの利用者が書き込み・消去可能なROMである。データやプログラムの書き込みを行ったE PROMは、強い紫外線を照射することでその記憶内容を消去できる。
  • EEPROM(Electrically EPROM)は、利用者が内容を書換え可能なROMであり、印加する電圧を読み取りのときよりも低くすることで何回も記憶内容の消去・再書き込みが可能である。
  • DRAMは、キャパシタ(コンデンサ)に電荷を蓄えることによって情報を記憶し、電源供給が無くなると記憶情報も失われる。長期記録の用途には向かず、情報処理過程の一時的な作業記憶の用途に用いられる。

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この過去問の解説 (2件)

01

誤っている記述は、4番です。


EEPROM(Electrically EPROM)は、利用者が内容を書換え可能なROMであり、印加する電圧を読み取りのときよりも「高く」することで何回も記憶内容の消去・再書き込みが可能です。


1、RAMに関する正しい記述です。


2、ROMに関する正しい記述です。


3、EPROMに関する正しい記述です。


4、上記の通り誤った記述です。


5、DRAMに関する正しい記述です。

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02

本文中の「印加する電圧を読み取りのときよりも低くすること」のうち、「低く」が誤りです。
印加する電圧を読み取りのときよりも「高く」することで、
何回も記憶内容の消去・再書き込みが可能です。

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