第三種電気主任技術者の過去問
令和2年度(2020年)
機械 問56

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問題

第三種 電気主任技術者試験 令和2年度(2020年) 機械 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

入力信号A、B及びC、出力信号Xの論理回路の真理値表が次のように示されたとき、Xの論理式として、正しいものを次の選択肢の中から一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

本問は、力ずくで各選択肢について表の内容を適用して、

Xの値を検証することで答えを探すことができますが、

かなり時間が掛かります。

よって、カルノー図を使う方法が一般的です。

カルノー図では、出力Xが1になる行だけを抜き出し、

表の縦列をA、横列をBCとして、真理表を作ります。

|A/BC|00|01|11|10|

|0  | | 11 |  |

|1  | | 111

上表においては、青字の4セルと、

太字の2セルを囲うことができます。

青字において共通変数はCです。

太字において共通変数はAとBです。

以上より、

出力 X = A・B + C

と表せます。

よって、正解は[5]です。

苦手な場合は、試験最後まで本問を残し、

最後に余った時間をつかってそれぞれ検証しましょう。

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02

正解:【5】

この問題は理論回路に関する問題です。

真理値表から式を引き出すツールとして、カルノー図を使います。

今回の真理値表をカルノー図として書きますと、次のようになります:

 BC=   00  10  11  01

     ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 A=0 | 0 | 0 |  |  | 

     ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 A=1 | 0 |  |  |  |

     ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Xが‘1’になる部分をグループ化します:

 Cが1の場合[]

 (A=1&B=1)[太文字] 

の二つのグループができます。

そこから、Xを次の式で表すことができます:

  X=A・B+C

以上により、選択肢の【5】が正解となります。

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