介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
社会の理解 問8
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 社会の理解 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
社会福祉の推移に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- 1980年代の初めに社会福祉の基礎となる福祉六法体制が確立された。
- 1981年(昭和56年)の国際障害者年は、ノーマライゼーション(normalization)の理念を社会に広める契機となった。
- 1990年(平成2年)に社会福祉事業法が社会福祉法に改正された。
- 2003年(平成15年度)に「障害者総合支援法」が施行された。
- 2008年(平成20年度)に「高齢者虐待防止法」が施行された。
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この過去問の解説 (4件)
01
福祉関連の年号に関する問題は毎年何らかの形で出題される頻出問題です。
おおまかな流れとともにしっかりと押さえておきましょう。
福祉六法は、1947年~1950年までに制定された福祉三法に、1960年代に制定された3つの法律を加えたものを指します。そのうちの「母子福祉法」が1981年に「母子及び寡婦福祉法」へと名称を変えたため、1980年代に確立されたと間違えて覚えてしまう人が少なくありません。
正解です。
社会福祉法へと改正されたのは、2000年(平成12年)です。
障害者総合支援法の施行は、2013年(平成25年)です。
高齢者虐待防止法の施行は、2006年(平成18年)です。
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02
各選択肢については以下のとおりです。
福祉六法は戦後まもなく着手されました。
1946年 生活保護法
1947年 児童福祉法
1949年 身体障害者福祉法
1960年 精神薄弱者福祉法
1963年 老人福祉法
1964年 母子福祉法
正解です。
1990年(平成2年)ではなく、2000年(平成12年)です。
2003年度(平成15年度)ではなく、2013年(平成25年度)です。
2008年度(平成20年度)ではなく、2006年(平成18年度)です。
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03
正解は 「1981年(昭和56年)の国際障害者年は、ノーマライゼーション(normalization)の理念を社会に広める契機となった。」 です。
福祉六法体制が確立されたのは1960年代半ばです。
1981年の国際障害者年に、ノーマライゼーションの理念が広く知られるようになりました。
社会福祉事業法が社会福祉法に改正されたのは2000年です。
障害者総合支援法の施行は2013年です。
高齢者虐待防止法の施行は2006年です。
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04
正解は 「1981年(昭和56年)の国際障害者年は、ノーマライゼーション(normalization)の理念を社会に広める契機となった。」 です。
福祉6法が確立したのは1960年代はじめになります。
正解です。
1990年ではなく、2000年です。
2003年ではなく、2013年です。
2008年ではなく、2006年です。
過去にも類似問題が出題されています。
年号は覚えてしまいましょう。
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