介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
コミュニケーション技術 問38

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) コミュニケーション技術 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

介護福祉職が行う報告に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 状況を詳細に述べてから結論を報告する。
  • 自分の主観的意見を中心に報告する。
  • 報告の内容にかかわらず、報告のタイミングは上司の都合に合わせる。
  • 指示を受けた仕事の報告は、指示者へ行う。
  • 抽象的な表現に整理して報告する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。
介護職か否かに関わらず組織の一員として必要な要素です。

他の選択肢は以下のとおりです。

1→報告では結論が先です。

2→主観的意見ではなく、事実のみを伝えます。

3→緊急性を要するものに対しては、緊急を要することを告げたうえで、すぐに報告します。

5→相手がわかりやすいように具体的に伝えます。

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02

正解は 4 です。

1:書面の場合は、状況報告を先に記述することもありますが、口頭での報告の場合はまず結論から報告した上で、状況説明をしないと、一番大事な結論部分が伝わらない可能性が出てきます。

2:報告は基本的に客観的事実を中心に行います。
ただし常にそれらを考察し、求められた場合にはスムーズに主観的意見も報告できるようにしておく必要はあります。

3:内容によっては上司の都合に合わせられないものもあります。
例えば「転倒させてしまった。足をとても痛がっている」という報告は、上司が別業務に携わっている時でもすぐに報告し、指示を仰ぐ必要があります。

5:抽象的とは曖昧な表現を指します。報告は事実をわかりやすく述べるようにするべきです。

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03

正解は 4 です。

仕事を指示した人には、その仕事がどうなったかを確認する責任があります。
リスク管理の意味でも、指示を受けた人は指示者に対して、経過や結果をきちんと報告する義務があります。

1.結論から伝えるべきです。

2.主観ではなく、事実をまず報告するべきです。

3.緊急性が高いものは、すぐに報告しなければなりません。

5.抽象的な表現ではなく、はっきりとした表現で事実を伝えることが大事です。

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