介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
生活支援技術 問43
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
トイレの環境整備として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 就寝時の寝室よりも照明を明るくする。
- 介助が必要な場合は、洋式便器の後方に介助スペースを確保する。
- 出入り口の扉は、外開きより内開きの方が良い。
- L字型手すりの直径は、50㎜程度を目安にする。
- 縦手すりは、洋式便座の先端よりも後方の側面に設置する。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、素直に選べば誰でもわかる問題です。
ただ、答えが当たり前すぎて、ひっかけ問題ではないかと疑ってしまった人もいるかもしれません。
2:介助スペースは、洋式便器ならば前方に確保します。
余裕があるのならば横にもスペースがあると介助が楽ですが、あくまで優先度は前>横です。
3:内開きにしてしまうと、万が一トイレ内で倒れてしまった場合にドアが開けられなくなる可能性があるため、外開きの方が良いです。
4:手すりの直径は35mm程度を目安にします。手の大きい男性であっても40mm程度が上限とされます。
5:洋式便座には先端側から座るため、縦手すりは洋式便座の先端側の側面に設置します。
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02
各選択肢については以下のとおりです。
2→介助者の横立ちを考えると必要になるのは側方スペースです。
3→引き戸が理想です。ただ、洋式便器の立ち座りの確保として50㎝のスペースが必要です。このことを考えると、外開きの方がいいです。
4→少し古い資料ですが、1990年の日本建築学会の発表によると34㎜が握りやすい直径といわれています。50㎝だと太くて握りづらいです。
5→後方ではなく前方です。
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03
夜間にトイレを利用することを考え、トイレには明るい照明を付けておかなければなりません。
2.介護スペースは後方ではなく、側方に作ります。
3.外開きにします。内開きはスペースが狭くなるとともに、転倒があった場合の救出が難しくなります。
4.手すりは28mmから32mmが標準です。
5.洋式便座の先端よりも前方の側面に取り付けます。後方に付けると、立ち上がり動作が出来ません。
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