介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
生活支援技術 問46
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
右片麻痺の利用者がベッドから立位になるときの介護方法として、適切なものを1つ選びなさい。
- 利用者の右膝に手を当て、立ち上がるのを補助する。
- 麻痺側(まひそく)の下肢を外転させる。
- 背すじを伸ばしたまま立ち上がるように、声をかける。
- ベッドに深く腰掛けるように、声をかける。
- 利用者の左側に立つ。
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この過去問の解説 (3件)
01
2:外転が必要な場合、健側で行います。
麻痺側は力が入らないため、膝折れや転倒の原因となってしまいます。
3:立ち上がる際は少し前傾姿勢を取るように声をかけます。
健康な人でも背すじを伸ばしたまま立ち上がるのは困難です。
4:立ち上がる目的でベッドに端座位になっている際は、浅く腰掛けるように声をかけます。
自分でやってみるとわかりやすいのですが、立ち上がる際、足が直角の状態からよりも、少しお尻側に足を引いた状態から立ち上がる方が立ち上がりやすいからです。
5:介護の基本は「患側(麻痺側)から」です。
この場合麻痺側は右側なので、利用者の右側に立つのが正しい介助方法です。
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02
他の選択肢については以下のとおりです。
2→健側を少し開くようにするといいです。
3→前傾姿勢です。
4→ベッドには浅く腰掛けます。
5→左側ではなく右側です。
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03
右膝をおさえることで力が入りやすくなり、膝折れを防止することが出来ます。
2.外転は下肢を横に開く動作のことです。適切な介護方法ではありません。
3.前傾姿勢にならないと重心移動ができないため、立ち上がることは出来ません。
4.立つときは足を少し引く動作が必要なため、少し浅めに腰掛けるように指導します。
5.麻痺側である右側に立ちます。
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