介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
生活支援技術 問53
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
おむつ交換時に配慮することとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 他の利用者がいる場合でも「おむつを替えますよ」と直接的な表現で伝える。
- 清拭用の温タオルの温度を感じるために、手袋は使わずに陰部を拭く。
- 陰部洗浄をする場合は、ぬるま湯を使う。
- 紙おむつの腹部のテープは、上のテープと下のテープを平行に止める。
- 腹部とおむつの間に隙間(すきま)を作らない。
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この過去問の解説 (3件)
01
各選択肢については以下のとおりです。
1→排泄介助はただでさえ、利用者の方にとって恥ずかしいものです。他の人がいる前であればなおさら、恥かしい思いをします。よって不適切です。
2→手袋は利用者の感染防止でもあり、介護者の感染防止でもあります。不適切です。
4→上のテープは下方に向かって、下のテープは上方に向かってとめます。ちょうどテープがクロスするイメージです。
5→窮屈で、苦しくならないように指2本が入るくらいの余裕を持たせます。
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02
1×:オムツ交換は、相手の羞恥心に配慮する事が大切です。その為、他の利用者がいる場合には特に直接的な表現は不適切です。周りに聞こえないような声で伝えたり、他の言葉を使ったりする配慮が必要です。
2×:感染予防のため、陰部洗浄の際は手袋を装着します。また、生殖器に直接手が触れると利用者は緊張をすることが多いです。羞恥心に配慮する為にも手袋を装着します。
温タオルの温度確認が必要な場合は、介護者の腕の内側で行います。
3○:陰部洗浄は、ぬるめのお湯で行ないます。また、お湯が使用出来ない場合は、温タオルで行ないます。
4×:紙おむつの腹部のテープを止める際、上のテープは下向きに、下のテープは上向きに止めます。腰まわりの隙間を防ぎ、漏れにくくなります。
5×:腹部とおむつの間には、指2本程度の余裕があるようにします。隙間をつくらないと、苦しくなったり、おむつ跡ができたりします。
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03
1:排泄の声掛けの際には、羞恥心に配慮する必要があります。
周囲に他の利用者がいる時には、「ちょっと失礼しますね」や「さっぱりしましょう」などという声掛けをすると良いでしょう。
2:感染予防の観点からも、陰部清拭の際には必ず手袋を着用する必要があります。
温タオルの温度を測りたい場合には、腕の内側にあてて確認するようにします。
4:基本的に外側に向かって「ハ」の字になるように止めます。
上のテープは下に向かって、下のテープは上に向かって止めるようにすると、足回りの隙間ができにくくなります。
5:腹部とおむつの間には、指二本分程度の隙間をあけます。
これは、座った時にお腹が苦しくならないようにするためです。
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