介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
認知症の理解 問85

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 認知症の理解 問85 (訂正依頼・報告はこちら)

認知症サポーターに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 認知症(dementia)の人やその家族を見守り、支援する。
  • 10万人を目標に養成されている。
  • 認知症介護実践者等養成事業の一環である。
  • 認知症ケア専門の介護福祉職である。
  • 国が実施主体となって養成講座を行っている。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は1です。平成17年度からはじまった試みです。

各選択肢は以下のとおりです。
2→10万人ではなく、100万人です。

3→認知症介護実践者等養成事業の対象は、「高齢者介護実務者及びその指導的立場にある者に対する研修」「認知症介護を提供する事業所を管理する者等に対する研修」です。

4→選択肢1にあるような役割なので、特別に何かをするわけではありません。

5→実施主体は自治体と全国キャラバンメイト連絡協議会です。

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02

◇正解は 1です。

1:認知症サポーターは認知症について正しい知識をもち、認知症の人や家族を応援し、だれもが暮らしやすい地域をつくっていくボランティアです。

2:「認知症サポーターは、平成27年3月31日時点6,108,573人になりました。

3:認知症介護実践者等養成事業の一環ではありません。

4:認知症ケア専門の介護福祉職ではありません。

5:都道府県、市町村、全国的な職域団体等が行っています。

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03

正解は 1 です。

認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症患者本人やその家族を温かい目で見守り、必要があれば支援を行う人のことを言います。
認知症サポーターになるためには、無料の養成講座を受講する必要があります。

2:2015年3月末日の時点で既に600万人を超えています。

3:認知症介護実践者等養成事業は、介護サービスの向上を図るために行われている研修です。
認知症サポーターはあくまでボランティア的存在なので、全くの別物となります。

4:介護福祉職には限定していません。
一般人はおろか、小学生でもなることができます。

5:実施主体は、都道府県・市町村・職域団体などです。

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04

正解は”1”です。

1○:認知症サポーターは、認知症を正しく理解し、認知症の人やその人を取り巻く家族などの理解者となる存在です。

2×:事業開始時の平成17年の目標数として、5年間に全国で100万人を掲げていました。平成27年6月末の時点で、630万人を超えています。

3×:認知症介護実践者研修は、介護保険施設・事業所において、質の高い認知症支援を普及させることを狙いとする、実践的な研修です。
認知症サポーターは、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り支援をする応援者です。認知症養成講座では、そのような人たちをつくる事が目的です。

4×:1で説明した通りです。

5×:認知症サポーターの実施主体は、都道府県・指定都市・市区町村、全国的組織を持つ職域団体及び企業です。

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