介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
介護の基本 問30
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問題
介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 介護の基本 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
感染対策に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 下痢・嘔吐が続く介護福祉職は、マスクをして業務を行う。
- 汚れが目に見える場所を消毒することが、感染症予防に有効である。
- モップを使う床掃除の場合は、乾いたモップで汚れを拭き取る。
- 手袋を着用していれば、排泄物や嘔吐物を触った後の手洗いを省略してもよい。
- 固形石鹸よりも液体石鹸の方が望ましい。
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この過去問の解説 (3件)
01
固形石鹸は液体石鹸よりも細菌が繁殖しやすく、細菌汚染のリスクが高くなります。ただ、液体石鹸であっても、細菌汚染は起こり得るので注意が必要です。
1、病原体の感染を広めないよう、完治するまで休業させることが適切な対応といえます。
2、使用頻度が多いところは重点的に消毒を行いますが、見えないところでも汚染が放置されたままにしないようにします。
3、通常時の床清掃は湿式清掃を基本とします。
4、手袋をしていても、外す際や目に見えない小さな穴があった場合は汚染されている可能性があるので処理後は十分な手指消毒を行います。
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02
固形石鹸は細菌繁殖が起こりやすいため、液体石鹸の方が良いとされています。
1.下痢や嘔吐の症状があるスタッフは、業務を休むべきです。
ノロウィルスに感染している場合は、マスクをしていても利用者や他のスタッフに感染します。
2.見える場所だけでなく、見えない場所も消毒しなければなりません。
3.床の汚れはぬらしたモップで汚れを取ります。乾いたモップでは汚れが取りきれなかったり、モップに汚れが残ってしまいます。
4.手袋をしていても手洗いは必要です。
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03
手洗いは液体石鹸の方が望ましいです。固形石鹸は菌が繁殖しやすく、他人と使いまわすため、石鹸自体が汚れてしまいます。また、手洗いの後はしっかりと使い捨てペーパータオルを利用して拭きましょう。
1 下痢嘔吐が続いている場合、自身が感染源となり利用者に感染させる可能性があります。休みをとり、受診しましょう。
2 見えない場所にも感染源は潜んでいます。見えるところだけの消毒では不十分です。
3 床は濡らしたモップで掃除するのが基本です。
4 手袋をしていても、必ず手洗いは必要です。
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