介護福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
生活支援技術 問49

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問題

介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 生活支援技術 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

骨粗鬆症(osteoporosis)予防に必要なビタミンK(vitamin K)を多く含む食品として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 牛乳
  • 豚肉
  • にしん
  • 納豆

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この過去問の解説 (3件)

01

各食品について説明します。

牛乳:カルシウムをはじめとして、たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンをバランスよく含んでいます。
卵:完全栄養食品とも呼ばれています。
豚肉:ビタミンB1が多く含まれており、疲労回復ビタミンとも呼ばれています。
にしん:ビタミンB6とDを多く含みます。
納豆:5大栄養素が全て含まれています。ビタミンKが特に豊富に含まれており、カルシウムを骨に吸収させる働きがあります。

以上により、ビタミンKを多く含む食品は5の納豆となります。

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02

正解は5です。

ビタミンKは、ビタミンDとともに骨の健康を保つ働きがあります。
骨の形成を促し、骨からカルシウムが排出されるのを抑制する効果があります。
ビタミンKが多く含まれているのは納豆です。

1.カルシウムが含まれるため骨に良い印象がありますが、ビタミンKは含まれていません。

2.栄養成分は豊富ですが、ビタミンKは含まれません。

3.豚肉に多く含まれているのは、ビタミンB1やビタミンDです。

4.にしんに多いのは、ビタミンB6とビタミンDです。

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03

解答 5

骨粗鬆症予防のためのビタミンKの一日摂取目標は250~300μgです。納豆には1パック(50g)あたり300μgビタミンKが含まれています(卵にもビタミンKが一個(50g)あたり7μg含まれていますが、今回の問題のなかでは納豆よりも少ないため適切ではありません)。

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