介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
人間の尊厳と自立 問2
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問題
介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 人間の尊厳と自立 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
障害児・者に対して、ノーマライゼーション(normalization)の理念を実現するための方策として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 障害の原因となる疾病の完治を目指して治療すること
- 障害種別ごとに、同じ職業に就くことができるように訓練すること
- 障害児と障害者が一緒に施設で暮らすこと
- 普通の生活環境に近づけること
- 障害者の経済的水準を一定にすること
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この過去問の解説 (4件)
01
1.ノーマライゼーションは「知的障碍者のために、可能な限り普通の生活環境に近づける」という理念のため、この回答は不適切です。
2.ノーマライゼーションに基づく理念は「障碍者個人個人に合った援助、教育、訓練を提供する」を意味しますので、この回答は不適切です。
3.「可能な限り普通の生活環境に近づける」ことが必要なため、決して障碍者同士で暮らすことを目的としていません。
5.すべての人々に与えられた条件または環境に適した生活を提供するのが目的です。
経済状況だけに拘るのではなく「普通の生活環境」というのが大切です。
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02
ノーマライゼーションというのは障害者が障害のない人たちと分け隔てなく、一緒に生活できるようにすること、またはそのような理念のことをいいます。
不正解とその解説
「1」・・・病気を完治するという意味、理念は含まれていません。
「2」・・・その人にあった援助や訓練などを目的としますので、不正解です。
「3」・・・障害を持つもの同士が一緒に生活するのではなく、できる限り一般社会の中での生活を目指します。
「5」・・・経済的水準を一定にするのではなく、生活水準をなるべく一般社会と合わせていくことを目指します。
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03
ノーマライゼーションとは、障害を持つ人も持たない人も同じように普通の生活が出来るような社会を実現する考え方のことを言います。
1.ノーマライゼーションは病気の完治を目指すという意味ではありません。
2.ノーマライゼーションは全ての人が普通の生活が出来るようにするという考え方であり、その人にあった職業に就ければ良く、同じ職業に就く必要はありません。
3.一緒に暮らすことと普通の生活ができることは関係ありません。
5.普通の生活が出来ることと、経済的水準が一定であることは違います。
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04
訓練を基とするリハリビテーションの意味と混同する問題がありますので、ご注意ください。
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