介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
生活支援技術 問52

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問題

介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 生活支援技術 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

Aさんは、寝たきり状態の夫を家で介護している。Aさんは、尿器を使って排泄介助を行っている。Aさんの夜間の介護負担を軽くするものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 差し込み便器
  • 自動排泄処理装置
  • ポータブルトイレ
  • おむつ
  • 肘かけ状の簡易手すり

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この過去問の解説 (5件)

01

1.差し込み便器は寝たままの状態で、排便を介助するために使います。尿器以上に介護の負担があります。
2.これが正解です。自動で排泄処理ができ、清潔も保たれる自動排泄処理機を利用することによって、Aさんの介護負担軽減が図れます。
3.Aさんの夫は寝たきりの状態であることから、ポータブルトイレに移ることは非常に介護負担が大きいと考えられます。
4.おむつは時間ごとに交換する必要があります。大きい尿取りパットと排便コントロールによって、夜間の介護負担の軽減を図るという考え方もありますが、この設問においては2の方が適切です。
5.ベッドの脇に設置できる手すりのことかと思われます。Aさんの夫が寝たきりであることから、この手すりを使用して負担が軽減するとは考えにくいです。

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02

正解は2です。
Aさんが夜間ゆっくり休むためには自動で排泄を感知して尿を吸い込む自動排泄処理装置が有効です。

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03

正解は2です。
1.3.4.5は介護者の手を必要とします。しかも現在使われている尿器以上に手がかかります。介護負担を軽くするのが目的なので、自動で排泄処理ができる2が適切です。

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04

正解は2です。

自動排泄処理装置を使うことで、Aさんは夜間の排泄介護をしなくてすみます。

1.3.5.普段尿器を使って排泄していることを考えると、不適切です。

4.おむつよりも自動排泄処理装置の方が衛生的であり、適切な方法です。

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05

正解は「2」です。
自動排泄処理装置を使用する事により、夜間の排泄介助の負担軽減に繋がります。

不正解とその解説
「1」・・・排便時に使用するものです。逆に負担が大きいです。

「3」・・・ポータブルトイレも夜間、起きて排泄の一連の介助をしなければなりません。

「4」・・・自立支援の観点から考えると、負担軽減のためだけに闇雲にオムツを使用する事は適切ではありません。

「5」・・・肘かけ状の簡易手すりも、排泄の一連の介助をしなければならないため、負担軽減には繋がりません。

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