介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
人間関係とコミュニケーション 問4

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問題

介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) 人間関係とコミュニケーション 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

Cさん(87歳、女性)は、介護老人保健施設に入所している。
最近、Cさんがレクリエーション活動を休むことが多くなったので、担当のD介護福祉職はCさんに話を聞いた。Cさんは、「参加したい気持ちはあるので、次回は参加します」と言いながらも、浮かない表情をしていた。D介護福祉職は、「自分の気持ちを我慢しなくてもいいですよ」とCさんに言った。
この時のD介護福祉職の言葉かけに該当するバイステック(Biestek,F.)の7原則の内容として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 秘密保持
  • 自己決定
  • 非審判的態度
  • 意図的な感情表出
  • 個別化

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

バイステックの7原則はケースワーク(個別援助技術)の原則について記されたもので、以下の7つがあります。

①個別化
②受容
③意図的な感情表出
④統制された情緒的関与
⑤非審判的態度
⑥利用者の自己決定
⑦秘密保持

問題の内容はCさんに感情を自由に表出してもらうための働きかけのため、4の「意図的な感情表出」が正解となります。

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02

正解は4です。
バイスティックの7原則とは、アメリカで定義された相談援助の基本です。
この問題では、参加したいけど悩みがあるCさんの感情を引き出すための4が正解になります。
Ⅾ職員とCさんの話す環境、話しやすい環境作りをすることからはじめるのが大切です。

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03

正解は4です。

設問を読んで1・3・5はこの状況に当てはまりません。
「自己決定」は自分の生き方や生活に他者からの介入を受けずに自由に決定する権利
「意図的な感情表出」は利用者の考えや感情(肯定的否定的どちらも)を自由に表現できるようにすることであり、この場合はCさんの感情を出してもらうための声かけなので4になります。

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