介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
コミュニケーション技術 問28
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問題
介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) コミュニケーション技術 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
コミュニケーションがより円滑になるように開かれた質問をする目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 初対面の利用者と会話を始めるときに緊張をほぐすきっかけをつくる。
- 話す気分になれなくて口数が少ない利用者と会話を続ける。
- 漠然としていて伝わらない利用者の考えを明確にする。
- 重度の認知症(dementia)でコミュニケーション能力が低下している利用者から情報を得る。
- 利用者の繰り返す同じ話を一旦止める。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「漠然としていて伝わらない利用者の考えを明確にする。」です。
開かれた質問をする目的として適切ではありません。
相手の気持ちを無視した行為であり、不適切です。
開かれた質問は「はい」や「いいえ」といった択一の質問ではなく、相手が自由に答えることが出来る質問を言います。
開かれた質問をされることで相手は意見を言いやすくなります。
重度の認知症でコミュニケーション能力が低下した方は自由に自分の意見を表現することが難しく、
開かれた質問がコミュニケーションを円滑にすることにはつながりません。
開かれた質問は相手の話を止める為に行なうものではありません。
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02
正解は「漠然としていて伝わらない利用者の考えを明確にする。」です。
開かれた質問をするということは、相手に安心感を与え話しやすい環境づくり、質問を掘り下げて答えやすい環境づくりをすることが大切です。
そのためにも受容はコミュニケーション技法の中でも大切です。
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03
正解は「漠然としていて伝わらない利用者の考えを明確にする。」です。
開かれた質問は、相手が思いや考えなど様々なことを自由に答えることができる質問です。
その反対に 閉ざされた質問は「はい」「いいえ」で答えられる質問の事で、質問する側の得たい情報だけを得ることが出来ます。
より円滑にするには開かれた質問で自由に自分の思いを表現してもらい、より深い情報を得ることが大切です。
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