介護福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
コミュニケーション技術 問32
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問題
介護福祉士国家試験 第30回(平成29年度) コミュニケーション技術 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
Aさん(97歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。最近、衰弱が進んで水も飲めなくなり、「もう、逝ってもいいんだけどね」とつぶやくことが増えた。
ある日、夜勤の介護福祉職がAさんの様子を確認しようとベッドに近づくと、Aさんが目を開けて、「お迎えはまだかしらね」と穏やかな顔で言った。
Aさんの発言に対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
ある日、夜勤の介護福祉職がAさんの様子を確認しようとベッドに近づくと、Aさんが目を開けて、「お迎えはまだかしらね」と穏やかな顔で言った。
Aさんの発言に対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 何も考えずに早く寝た方がいいと就寝を促す。
- Aさんの手を握り、ゆっくりさする。
- そのような言葉を言ってはいけないと伝える。
- 明日、家族に連絡して来てもらうことを伝える。
- いつものことだと思って、声をかけずにそのまま部屋を出る。
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この過去問の解説 (3件)
01
触れ合うことで相手に安心感を与え、不安な気持ちを解消させる効果が期待できます。
1.Aさんの不安な気持ちへの配慮がない不適切な声かけです。
3.言ってはいけないことはありません。
4.介護福祉職が決めることではありません。
5.Aさんの不安な気持ちへの配慮がなく、不適切です。
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02
手を握り、ゆっくりさする行為には、 ストレス軽減、リラックス効果、鎮静剤の効果もあります。
手を握ることで不安を和らげ、安心感を与えてあげられる効果が期待できます。
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03
1,3,5,本人が不安な言動をされた場合、同じ言葉を繰り返すと安心される場合もあります。肯定も否定もせず寄り添うことが大切です。
4,家族に連絡してことで本人の不安がなくなるわけではありません。
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