介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
社会の理解 問14

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問題

介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 社会の理解 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

障害者を支援する専門職の主たる業務に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 社会福祉士は、福祉関連法に定められた援護、措置の事務を行う。
  • 精神保健福祉士は、心理検査を実施して精神面の判定を行う。
  • 理学療法士は、手芸や工作の作業、家事の訓練を行う。
  • 言語聴覚士は、聴覚検査や言語訓練、嚥下訓練(えんげくんれん)を行う。
  • 栄養士は、摂食の訓練や摂食のための自助具の作成を行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1.社会福祉士は、様々なハンディを負った人からの相談を受け、それぞれの状況に応じた支援を行ったり、各関連施設につなぐ働きをしたりする専門職です。設問の業務を担当するのは、福祉事務所です。

2.精神保健福祉士は、精神に障害のある人の社会復帰を支援する専門職です。設問の業務を担当するのは、精神科医や臨床心理士です。

3.理学療法士は、立ち上がる、歩くといった基本動作の維持・改善のためにマッサージ等の施術や指導、助言を行う専門職です。設問のような応用動作に関する訓練・指導の業務を担当するのは、作業療法士です。

4.言語聴覚士は、「話す」「聞く」「食べる」という動作に特化して訓練や助言を行います。

5.栄養士は、栄養に関する指導に従事する専門職です。摂食の訓練は言語聴覚士が、自助具の作成は作業療法士が担当します。

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02

障害者を支援する専門職種に関する問題です。

1.問題文は社会福祉主事の業務です。

2.問題文は臨床心理士の業務です。

3.問題文は作業療法士の業務です。

4.言語聴覚士の業務は問題文の通りです。正解です。

5.問題文は理学療法士の役割です。

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03

最も適切なものは4です。文のとおりです。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.誤りです。社会福祉士が行うのは「事務」ではなく、「相談援助」です。

2.誤りです。精神保健福祉士は精神障害者の社会復帰のための「相談援助」です。

3.誤りです。文の内容が「理学療法士」ではなく「作業療法士」のものになっています。理学療法士は基本的動作能力の回復のための運動や、電気刺激、マッサージといった物理的療法を行います。

5.誤りです。栄養士は栄養指導、調理指導を行います。

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