介護福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
生活支援技術 問38
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問題
介護福祉士国家試験 第31回(平成30年度) 生活支援技術 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
介護福祉職が行う身じたく・整容の支援と使用する道具の組合せとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ベッド上での口腔(こうくう)ケア ------- ガーグルベースン
- 浴室での洗髪 --------------------------- ドライシャンプー
- 総義歯の洗浄 --------------------------- 歯磨剤
- 耳垢(耳あか)の除去 ------------------- ピンセット
- ベッド上での洗顔 ----------------------- 冷水で絞ったタオル
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この過去問の解説 (3件)
01
1.ガーグルベースンは、洗面所に行けない状態の人が口内のものを吐き出す際の受け皿として考案された道具です。
2.ドライシャンプーは、浴室に行けない状態の人のために考案された、洗い流す必要のないシャンプーです。浴室に行くことができるのであれば、通常のシャンプーで十分です。
3.歯磨き剤には研磨剤が含まれているため、義歯を傷つけます。通常は流水で専用ブラシを使って汚れを洗い流すようにし、定期的(就寝前など)に入れ歯洗浄剤に浸けます。
4.ピンセットは外耳道を傷つける恐れがあります。耳かきや綿棒を使い、あまり奥まで差し込まないようにします。
5.冷たいタオルの方が好まれる状況もありますが、汚れをふやかすという点で温かいタオルの方が洗浄効果が高まります。
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02
2. ドライシャンプーは頸部の安静が必要な人にベッド上で使用します。
3. 歯磨きの際の歯磨剤は義歯を傷つけることがあるので使用は控えましょう。
4. 耳の粘膜を傷つけてしまう可能性があるので、ピンセットの使用は控えましょう。
5. 温かい蒸しタオルを用いて洗顔をするのが適しています。
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03
他の選択肢は以下のとおりです。
2.誤りです。ドライシャンプーはお風呂に入ることができない場合につかうものです。浴室での洗髪は普通のシャンプーを使います。
3.誤りです。義歯の洗浄には入れ歯洗浄剤を使います。
4.誤りです。耳の内部を傷つけないよう、綿棒を使います。乾性の耳垢であれば耳かきを使うこともあります。
5.誤りです。蒸しタオルを使います。
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