介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
発達と老化の理解 問75
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 発達と老化の理解 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、高齢者の栄養状態を良好に維持するための対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 歯科健康診査を受ける。
- 複数の薬剤を併用する。
- 外出を控える。
- 一人で食事をする。
- たんぱく質を制限する。
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この過去問の解説 (3件)
01
良好な栄養状態を保つために歯科検診は必要です。
合わない義歯や口腔トラブルは食事の妨げになります。
2.×
薬剤は医師の指示に従い、必要なものを・必要な分だけ使用します。
複数の薬剤を併用することが良好な栄養状態を維持するとは限りません。
3.×
外出は気分をリフレッシュさせ、また運動することで食欲を増進させる効果も期待できます。
4.×
一人で食事をすることが、栄養状態を良好に維持するとは言えません。
複数で食事をした方が、食べる楽しみに繋がると考えられます。
5.×
たんぱく質は、栄養状態を良好に保つうえで必要な栄養素です。
病気によるたんぱく質制限がない限りは、積極的に摂取したい栄養素の一つです。
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02
2.複数の薬剤を併用することが栄養状態を良好とするとは限りません。優先される支援とはならないので間違いです。
3. 外出は適度な運動、良好な精神状態を保つためにも大切な行動です。栄養状態を良好にするためにも必要となりますので間違いです。
4. 食事の楽しさを通じて精神状態を良好に保つためにも、1人ではなく家族や友人といった複数の人達と食事をすることが大切です。よって、間違いです。
5.たんぱく質を制限することが、栄養状態を良好にするとは考え難いです。よって、間違いです。
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03
歯の健康は全身の健康にもつながります。
しっかりと噛むことができれば、唾液の分泌にも良い影響をもたらします。自分で食べることができるということは栄養状態良好にも関係してきます。
他の選択肢については以下のとおりです。
2.不適切です。
栄養状態を良好に維持することの対応にはつながりません。
薬に副作用によっては食欲低下に関係するものもあります。
3.不適切です。
外出することでリフレッシュや運動につながり、食べる意欲にもつながります。
4.不適切です。
一人で食事をすると「自分ひとりだから適当でいい」という意欲低下になり、食べることがおろそかになる可能性があります。
5.不適切です。
たんぱく質はアミノ酸生成に欠かせない生命の根源ともいえる栄養素です。
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