介護福祉士の過去問
第32回(令和元年度)
認知症の理解 問79
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問題
介護福祉士国家試験 第32回(令和元年度) 認知症の理解 問79 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者のせん妄( delirium )の特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 薬剤によって生じることがある。
- 症状の変動は少ない。
- 意識レベルは清明であることが多い。
- 徐々に悪化する場合が多い。
- 幻覚を伴うことは少ない。
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この過去問の解説 (3件)
01
病名ではなく、精神症状のことを指し、認知症とは区別されます。
1.○
抗うつ薬などの鎮静薬、向精神薬、心不全治療薬などの中には、せん妄が出やすいものがあります。
また、複数の薬の飲み合わせや、今まで服用していた薬を中止することでせん妄が起こることもあります。
2.×
せん妄には、一日を通して重症度が変動しやすい特徴があります。
3.×
せん妄とは、疾患や環境の変化、薬などの影響により脳が混乱している状態です。
よって意識レベルの変化を伴います。
4.×
せん妄は突然発症することがほとんどです。
ゆっくり症状が進行し発症の時期が特定できない場合は、認知症が疑われます。
5.×
せん妄の主な症状は、興奮・意識混濁・妄想や幻覚などがあります。
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02
2.せん妄は夕方から夜間にかけて症状が変動するので間違いです。
3.せん妄は意識障害があるため間違いです。
4.せん妄は一過性・一時的の症状になるので間違いです。
5.せん妄は妄想や幻覚、幻聴を伴います。よって、間違いです。
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03
薬剤の副作用として見られる場合があります。
またストレスによってもせん妄が生じる場合があります。
他の選択肢については以下のとおりです。
2.誤りです。
症状は時間とともに変化します。
3.誤りです。
せん妄は意識精神障害に区分されています。
4.誤りです。
突然発症し、一過性です。
5.誤りです。
幻覚を伴います。
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