介護福祉士の過去問
第33回（令和2年度）
生活支援技術 問41

正解は、3です。

1.急な上り坂は、ゆっくり進みます。そのため、不正解です。

2.急な下り坂は、利用者の転落を防ぎ、安心感を与えるためにも、後ろ向きで進む方法が適切です。そのため、不正解です。

3.踏切を渡るときは、前輪を上げて駆動輪でレールを越えて進む方法が適切です。そのため、正解です。

4.段差を上がるときは、前輪を上げて進み、駆動輪が段差に接してから前輪を下ろします。段差に接する前に前輪を下ろすのは危険です。そのため、不正解です。

5.砂利道では、駆動輪ではなく、前輪を持ち上げて進みます。そのため、不正解です。

正解は3番です。

1　急な上り坂は、すばやく進む。→急な上り坂をすばやく進むのは不正解になります。車いすに乗っている利用者様を安全に移動させるには上り坂はゆっくりと進むようにします。

2　急な下り坂は、前向きで進む。→急な下り坂を前向きで進むと重心が前に行くので転倒やケガの原因になるので不正解になります。急な下り坂は、車いすを進行方向と逆（後ろ向き）にして進むようにします。

（正解）3　踏切を渡るときは、前輪を上げて駆動輪でレールを越えて進む。→正解になります。踏切のように段差がある時は段差に引っかからないように車いすの前輪を上げて駆動輪でレールを越えて進むようにします。

4　段差を上がるときは、前輪を上げて進み駆動輪が段差に接する前に前輪を下ろす。→段差を上がるときは、前輪を上げて進むのは正しいのですが、駆動輪が段差に接する前に前輪を下ろすとケガや事故の原因になるので不正解になります。駆動輪が段差に接してから前輪を下ろすようにします。

5　砂利道では、駆動輪を持ち上げて進む。→砂利道では駆動輪を持ち上げて進むのは不正解になります。砂利道などの不安定な場所では、前輪を持ち上げて進むようにします。

1.車椅子ですばやく進むことは、転落や転倒の危険が生じる為、どんな状況であってもゆっくりと進むようにします。

よって不正解です。

2.急な降り坂は、転落を防ぐ為に後ろ向きで進みます。

よって不正解です。

3.踏切を渡る時は前輪を上げて、駆動輪でレールを越えて進みます。

よって正解です。

4.段差を上がる時は前輪を上げて進み、駆動輪が段差に接したら前輪を降ろします。

よって不正解です。

5.砂利道では駆動輪ではなく、前輪を持ち上げて進みます。

よって不正解です。