介護福祉士の過去問
第33回（令和2年度）
介護過程 問66

Mさんは「浴室を出ようとしたときに足を滑らせた」とある為、浴室内の移動中に不安があると考えられます。

よって、浴室内の移動について記載のある2が正解です。

正解は、2です。

1.Mさんは湯船につかることには恐怖心を感じていません。そのため、不正解です。

2.浴室内で足を滑らせたことが、入浴に対するMさんの恐怖心の原因となっています。そのため、浴室内の移動の不安を取り除く支援は適切です。正解です。

3.Mさんの身体機能に問題はなく、浴室までの移動については支援は必要ありません。そのため、不正解です。

4.お風呂に肩までつかることを楽しみにしているMさんにとって、足浴の支援は適切とは言えません。そのため、不正解です。

5.Ｍさんの身体機能には問題ありません。そのため、不正解です。

最も適切なものは２です。

事例に「Mさんが昨日浴室を出ようとしたときに足を滑らせた」

とあります。

Mさんが「怖い」と感じていることはこの点にあると考えられます。

よって２が適切です。

他の選択肢については以下のとおりです。

１．不適切です。

先に述べましたがMさんが「怖い」と感じたのは湯舟ではありません。

３．不適切です。

Mさんが足を滑らせたのは浴室を出ようとしたときなので、この文は不適切です。

４．不適切です。

事例に「楽しみは、お風呂に入って肩までつかること」とあります。

足浴ではMさんの満足につながりません。

５．不適切です。

事例に「身体機能に問題はない」とあります。