最も適切なものは3です。
強度行動障害は、自分や人を傷つけたり、
物を壊したりするなど危険な行動が多いのが特徴です。
「毎日のように道路に飛び出してしまったり、高い所に登ったりするなど、
危険の判断ができない。また、感情の起伏が激しく、パニックになると止めても
壁に頭を打ちつけ、気持ちが高ぶると騒ぎ出す。お金の使い方がわからないため
好きなものをたくさん買おうとする。」という部分から強度行動障害が該当します。
他の選択肢については以下のとおりです。
1.不適切です。
注意障害は「注意散漫で一つのことに集中できず、気が移りやすい」
というものですが、これに関する情報は事例には書かれていません。
よって不適切です。
2.不適切です。
遂行機能障害は「目的を設定し、計画を立て、行動することができない」
というものですが、これに関する情報が事例には書かれていません。
よって不適切です。
4.不適切です。
記憶障害は、いろいろな事について「覚えていない」というものです。
記憶の一部だけが抜け落ちるというものもこれに含まれます。
これに関する情報が事例には書かれていません。よって不適切です。
5.不適切です。
気分障害とは気分の変動によって日常生活に支障をきたすものです。
躁うつ病の人によく見られるものです。
事例にはこれに関することは書かれていません。よって不適切です。