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介護福祉士の過去問 第34回(令和3年度) コミュニケーション技術 問27

問題

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介護福祉職が利用者とコミュニケーションをとるときの基本的な態度として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
上半身を少し利用者のほうへ傾けた姿勢で話を聞く。
   2 .
利用者の正面に立って話し続ける。
   3 .
腕を組んで話を聞く。
   4 .
利用者の目を見つめ続ける。
   5 .
緊張感が伝わるように、背筋を伸ばす。
( 介護福祉士国家試験 第34回(令和3年度) コミュニケーション技術 問27 )
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この過去問の解説 (3件)

16

正解は1です。

上半身を少し利用者の方へ傾けることで、

相手が自分の話を聞いてもらえている

と感じやすくなるため選択肢1が適切です。

2→上半身を少し利用者の方へ傾けた姿勢で話をする方が、

コミュニケーションがとりやすくなります。

3、4、5→利用者が威圧的な態度と感じてしまい、

緊張や圧迫感を与えてしまうため不適切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
8

コミュニケーションの中で、相手にメッセージとして多く伝わるのは、その7〜8割を占める非言語的チャンネルである表情しぐさです。利用者と信頼関係を築く上で大切な、コミュニケーションの基本的態度が理解できているかが問われている問題です。

選択肢1. 上半身を少し利用者のほうへ傾けた姿勢で話を聞く。

正答です。この姿勢をとることで『相手に関心があり話を聞く姿勢である』ということを示すことができます。

選択肢2. 利用者の正面に立って話し続ける。

誤答です。正面に立つことで相手に緊張感を与えてしまいます。また、コミュニケーションとは一方向ではなく、双方向に行きかうものです。介護福祉職だけが話し続けてはいけません。

選択肢3. 腕を組んで話を聞く。

誤答です。腕を組む仕草は相手に威圧感を与えてしまいます。信頼関係を築くためのコミュニケーションとしては適切ではありません。

選択肢4. 利用者の目を見つめ続ける。

誤答です。目を見続けることで相手に圧迫感を感じさせてしまう可能性があります。相手が最も友好的に感じる視線の長さは、会話の半分程度とされています。

選択肢5. 緊張感が伝わるように、背筋を伸ばす。

誤答です。どのような状況かによっても異なりますが、信頼関係を築く上でコミュニケーションをとる時に大切なのは、緊張感ではなくリラックスした雰囲気です。

まとめ

言語的チャンネル…話し言葉や書き言葉など、言語を介したメッセージの伝達経路

非言語的チャンネル…態度・表情・声の強弱や高さ・身体的接触・服装など言語を介さないメッセージの伝達経路

8

正答1

利用者とコミュニケーションを図る基本的な姿勢としては、相手の話を傾聴する態度を示すことが求められます。

1. 正答。利用者の方に体を向けることで、「話を聞きます」という態度を示すことができます。

2. 誤り。利用者の話や訴えを聞くことが必要であり、介助者側が話し続けるのは傾聴とは反する行為であり望ましい態度ではありません。

3. 誤り。コミュニケーションを円滑にするためには、聞く姿勢や動作にも気を配ることが望ましいです。腕を組んで話を聞くのは威圧的や高圧的な態度と捉えられてしまう可能性があります。

4. 誤り。利用者の目を見て話を聞くのは必要かもしれませんが、見つめ続けてしまうと相手が緊張してしまい上手く話しができなくなってしまいます。適度に視線を逸らすなど、相手の緊張感をほぐすことも考えましょう。

5. 誤り。重要な内容や苦情など、話しの内容によっては背筋を伸ばし緊張感を持って聴くことが望ましい場合もありますが、利用者とのコミュニケーションを円滑に図ることを目的にするのであれば、相手に緊張感が伝わりすぎない方が望ましいと考えます。

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