介護福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
コミュニケーション技術 問28
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問題
介護福祉士国家試験 第34回(令和3年度) コミュニケーション技術 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
介護福祉職によるアサーティブ・コミュニケーション(assertive communication)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 利用者の要求は、何も言わずにそのまま受け入れる。
- 利用者から苦情を言われたときは、沈黙して我慢する。
- 利用者を説得して介護福祉職の都合に合わせてもらう。
- 介護福祉職の提案に従うことが利用者の利益になると伝える。
- 利用者の思いを尊重しながら、介護福祉職の意見を率直に伝える。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は5です。
アサーティブ・コミュニケーションとは、
相手を尊重しながら自分の気持ちを伝える
コミュニケーション方法のことをいいます。
そのため、選択肢5が適切です。
1→相手の要求を受け入れることも大切ですが、
自分の意見を伝えないことはアサーティブ・コミュニケーションには
当てはまりません。
2→利用者からの苦情に対して、何も言わず我慢することは
アサーティブ・コミュニケーションに当てはまりません。
3→介護福祉職の都合に合わせ行動してもらうのではなく、
利用者の意思、意見を出来る限り取り入れ
介護福祉職者の考えも述べることが大切です。
4→介護福祉職の提案に従わせるのではなく、利用者とともに
意見を出し合い、実践していくことが大切です。
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02
アサーティブ・コミュニケーションとは、コミュニケーション技法のひとつです。利用者やその家族と信頼関係を築いたり、多職種との連携が必要であったりと、コミュニケーション力が求められる介護福祉職に有効なコミュニケーション技法です。
誤答です。相手からの要求をそのまま受け入れるのではなく、互いの意見を交換し合うのがアサーティブ・コミュニケーションです。
誤答です。相手の立場を尊重しながら、自分の意見も伝えるのがアサーティブ・コミュニケーションです。
誤答です。説得するのではなく、互いを尊重し双方が納得できる形にする必要があります。
誤答です。アサーティブ・コミュニケーションは相手を従わせるための技法ではありません。
正答です。設問の通りです。
アサーティブ・コミュニケーションの4つのポイント
誠実…相手への尊重を示す誠実な言葉と態度
率直…相手が感情を受け止めやすい言葉で伝える
対等…前向き・肯定的な表現
自己責任…I(アイ:私)メッセージで伝える
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03
正答 5
アサーティブ・コミュニケーションとは、お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーションのことです。自分の意見を飲み込むことで我慢したり、一方的に自分の主張を押し通したりせずに、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えるコミュニケーションです。
設問の中では、5がアサーティブ・コミュニケーションに該当します。
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