介護福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
こころとからだのしくみ 問106
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問題
介護福祉士国家試験 第34回(令和3年度) こころとからだのしくみ 問106 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、ブリストル便性状スケールの普通便に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 水様便
- 硬い便
- 泥状便
- コロコロ便
- やや軟らかい便
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は5です。
ブリストル便性状スケールとは、1997年に英国ブリストル大学の博士が提唱した
大便の形状と硬さで7段階に分類する指標のことです。
ブリストル便性状スケールにおいて
滑らかで軟らかなソーセージ状(バナナ状)の便や
表面にヒビ割れがあるソーセージ状(バナナ状)の便が普通便とされています。
1→水様便は、下痢に分類されています。
2→硬い便は、便秘に分類されています。
3→泥状便は、下痢に分類されます。
4→硬くてコロコロした便は、便秘に分類されています。
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02
正解は 5 です。
ブリストル便形状スケールとは、7段階に分類された便の状態を判断する指標です。
タイプ1・2は便秘状態、タイプ3~5は普通便、タイプ6・7は軟便・下痢便に該当します。
タイプ1…コロコロ便 :硬くてコロコロの兎糞状の便
タイプ2…硬い便 :コロコロ便が集まってできたような硬い便
タイプ3…やや硬い便 :表面にひび割れのあるひとまとまりの便
タイプ4…普通便 :表面がなめらかで柔らかい便
タイプ5…やや柔らかい便:柔らかな半固形状の便
タイプ6…泥状便 :不定形の小片便泥状の便
タイプ7…水様便 :固形物を含まない液体状の便
1.× 水様便はタイプ7で下痢便に分類されます。
2.× 硬い便はタイプ2で便秘に分類されます。
3.× 泥状便はタイプ6で下痢便に分類されます。
4.× コロコロ便はタイプ1で便秘に分類されます。
5.○ やや柔らかい便はタイプ5で普通便に分類されます。
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03
正答5
ブリストル便性状スケールは、イギリスのブリストル大学のヒートン博士が提唱した大便の形状と硬さで7段階に分類する指標で、便秘や下痢の診断項目の一つとして使用されています。
各スコアの特徴は以下の通りです。
タイプ1:硬くてコロコロした木の実のような便、タイプ2:いくつかの塊が集まって形作られたソーセージ状の便、タイプ3:表面にヒビ割れがあるソーセージ状(バナナ状)の便、タイプ4:滑らかで軟らかなソーセージ状(バナナ状)の便、タイプ5:軟らかな半固形状の便、タイプ6:境界がはっきりしない不定形の便、タイプ7:水様便
1から2は便秘の便、3から5が正常の便、6から7が下痢の便と区分けされています。
1. 誤り。水様便は下痢に区分けされています。
2. 誤り。硬い便は便秘の便です。
3. 誤り。泥状便は下痢の便です。
4. 誤り。コロコロの便は便秘の便です。
5. 正答。やや軟らかい便は正常の便です。
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