介護福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
認知症の理解 問8
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問題
介護福祉士国家試験 第35回(令和4年度) 認知症の理解 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
認知症ケアパスに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 都道府県ごとに作られるものである。
- 介護保険制度の地域密着型サービスの1つである。
- 認知症(dementia)の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れをまとめたものである。
- レスパイトケアとも呼ばれるものである。
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)が中心になって作成する。
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この過去問の解説 (3件)
01
認知症ケアパスとは、認知症に関する基本的な情報や相談先などが記載されているものです。認知症の状態に合わせ、どのようなサービスを受けられるか地域ごとにまとめられています。
誤答です。各市町村ごとに作られます。認知症ケアパスは『地域』でどのようなサービスが受けられるかをまとめたものです。
誤答です。地域密着型サービスとは、2005(H17)年の介護保険法改正により始まった市町村が指定・監督を行うサービスです。地域の特性に合わせて柔軟なサービスを提供することを目的としており、具体的には地域密着型通所介護などが挙げられます。
正答です。認知症の状態に応じて「いつ」「どこで」「どのような」サービスを受けられるかサービス提供の流れをまとめたものです。
誤答です。レスパイトケアとは、介護を担っている家族が『一時休息』できるよう支援を行っていくことです。訪問介護や通所介護・短期入所介護などを利用して家族の介護負担軽減を行います。
誤答です。地域包括支援センターや認知症疾患医療センターなどに配置された、認知症地域支援推進員が認知症ケアパスの作成や活用の促進などを行います。地域の実情に応じた認知症施策を推進していく役割を担っています。
認知症ケアパスは、認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)にて作成が位置づけられ、認知症施策推進大綱では市町村における作成率100%が目標として掲げられています。
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02
認知症ケアパスとは、認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れをまとめたものです。
認知症の人やその家族が「いつ」「どこで」「どのように」医療や介護サービスが受けられるか、認知症の様態に応じたサービス提供の流れを地域ごとにまとめたものを各市町村で作成しています。
誤りです。都道府県ではなく、市町村が正しいです。
誤りです。地域密着型サービスとは、認知症高齢者や中重度の要介護高齢者等が、出来る限り住み慣れた地域で生活が継続できるよう、市町村指定の事業者が地域住民に提供するサービスです。認知症ケアパスは含まれません。
正解です。認知症の様態に応じたサービス提供の流れを地域ごとにまとめたものです。
誤りです。レスパイトケアとは、介護をする家族に対しての不安を取り除き、一時的にケアを代行し、休息を与える家族支援のことです。
誤りです。市町村が中心となって作成します。
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03
認知症ケアパスとは、認知症の人の状態に応じた適切なサービス提供の流れをまとめたものです。各市町村で作成しています。
市町村の高齢者福祉担当窓口や地域包括支援センターが問い合わせ窓口になっています。
×:各市町村で作成されています。
×:認知症ケアパスは、認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)の1つです。
〇:認知症ケアパスとは、認知症の方とその家族が、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受けられるのかを示したものです。
×:レスパイトケアとは、在宅で高齢者などの介護をしている人、一時的に介護から離れて休息をとれるようにする支援のことです。
×:市町村など自治体の担当者が中心となって作成します。
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