介護福祉士 過去問
第36回(令和5年度)
問12 (社会の理解 問6)
問題文
次のうち、介護保険法に基づき、都道府県・指定都市・中核市が指定(許可)、監督を行うサービスとして、正しいものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第36回(令和5年度) 問12(社会の理解 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、介護保険法に基づき、都道府県・指定都市・中核市が指定(許可)、監督を行うサービスとして、正しいものを1つ選びなさい。
- 地域密着型介護サービス
- 居宅介護支援
- 施設サービス
- 夜間対応型訪問介護
- 介護予防支援
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この過去問の解説 (3件)
01
介護保険サービスに関する問題です。現在の介護サービスは多様な種類があり、現場で働く介護福祉士でさえも多すぎて詳細が分からない方もおられると思います。サービス形態は各々異なりますので、詳細を把握しましょう。
× 地域密着型サービスの監督は市町村が行います。
× 居宅介護支援サービスの監督は市町村が行います。
〇 施設サービスは、都道府県・指定都市・中核市が指定(許可)、監督します。
× 夜間対応型訪問介護は地域密着型サービスなので、監督は市町村が行います。
× 介護予防支援(地域包括支援センターなど)サービスの監督は市町村が行います。居宅介護支援事業所も市町村が監督しますので、居宅系事業所の監督は市町村が担うと覚えましょう。
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02
個別のサービスの分類や内容、サービス事業者の指定、監督については詳しく問われることが多いため、しっかりと覚えておきましょう。
不正解です。
地域密着型介護サービスは住み慣れた地域での生活を支援するもので、市町村が指定、監督を行ないます。
不正解です。
居宅介護支援は市町村が指定、監督を行ないます。
『居宅サービス』は自宅などにおいて提供される介護や福祉用具貸与などのサービスで都道府県の監督になりますが、「居宅介護支援」はケアマネージャーなどが居宅サービス計画などを作成、調整する支援で市町村の監督となります。
間違えやすいので注意しましょう。
正解です。
施設に入所して介護などを受ける施設サービスは都道府県・指定都市・中核市が指定、監督を行ないます。
不正解です。
夜間対応型訪問介護は地域密着型サービスの中に位置するものになるため、市町村が指定、監督を行ないます。
不正解です。
介護予防支援は居宅介護支援と同様で、要支援者を対象にしてケアマネージャーが介護予防サービス計画を作成ものになり、市町村が指定、監督を行ないます。
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03
この問題では、介護保険制度におけるサービスをどこが監督するかが問われています。サービスの種類や事業が多くて難しいと思います。「サービス事業者の指定、監督」の問題の出題の頻度は高めなので、しっかりと覚えておきましょう。
×
小規模な単位で提供されるため、監督は地元の市町村が行います。都道府県・指定都市・中核市ではありません。
主なサービス事業には「小規模多機能型居宅介護」「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」「夜間対応型訪問介護」などがあります。
×
介護支援専門員(ケアマネージャー)がケアプランを作成する事業であり、市町村が監督しています。都道府県・指定都市・中核市ではありません。
〇
施設サービスは都道府県・指定都市・中核市が監督をします。
主なサービス事業には「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」「介護老人保健施設(老健)」などがあります。
×
夜間対応型訪問介護は「地域密着型介護サービス」に該当し、監督は地元の市町村が行うため不適切です。
×
要支援1・2の高齢者に対して、介護予防のケアマネジメントを行うサービスであり、市町村(または包括支援センター)が監督します。都道府県・指定都市・中核市ではありません。
介護の施設や事業も多々あり現場で働いていると他事業との関わりが少なくて難しいと思いますが、都道府県が監督する事業だけでも抑えておくと正答率がかなり上がります。この手の問題は介護福祉士の問題では、頻出問題なので少しでも覚えておくと良いでしょう。
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